仕事辞めたい。疲れた。泣きそう。
20代後半で、転職ってどうなんだろう。
このような人に向いている内容になっています。
- フリーランスデザイナー
- ゲーム・IT・WEB業界で8年ほどデザイナーとして勤め、フリーランスになりました。
- 現在はIT企業(ベンチャー)で仕事をしています。
- 採用担当の経験あり。
「仕事を辞めたい、疲れた…」と感じている20代の方へ。
20代後半は、人生の大きな分岐点です。
30代を迎える前の大切な期間であり、自分自身と向き合うことが必要です。
仕事に慣れてきて、今の職場が本当に最適なのか、このままで将来大丈夫なのか、と人生を見直すことは普通ですよ。
本記事を読むことで、仕事を辞めたいと感じた時に、やるべき行動を見つけることができます。
人生は、一度切り。自分の幸福を追求し、最善の選択をしましょう。
- 仕事を辞めたい、疲れたと思ったときの対処法がわかる。
- 仕事を辞めたい思った時にとるべき行動がわかる。
- 20代後半の転職事情がわかる。
20代後半で「仕事辞めたい・疲れた」と感じるのは甘え?
結論から言うと、「仕事を辞めたい、疲れた」と感じるのは甘えではありません。
20代後半は、社会人としての基礎ができあがり、次のステップへと進むための重要な時期となります。
この時期に、今の仕事に不満を感じ、辞めたいと思うのは普通です。
仕事に慣れてきて、落ち着いて考える時間が増え、自分の人生に向き合っているから、不満がでるんですよ。
「今の職場が、長期的にみて自分の目標と合っていない」「ハードワークで、30代もこの働き方はきつい」など、色々考えますよね。
重要なのは、辞めたいという感情や考えを「甘え」と切り捨てないことです。
自分自身の本音なので、真剣に向き合い、適切な対応を考えましょう。
自分のキャリアや幸福を真剣に考えることは、決して甘えではありません。
たとえば、現在の職場が自分に合わないと感じているのであれば、転職を検討するのも一つの方法です。
また、仕事のストレスが原因なのあれば、ワークライフバランスを見直したり、趣味やリラクゼーションに時間を割くなど、何かしらのアクションをしてみると良いでしょう。
20代後半で「仕事を辞めたい・疲れた」と感じることは、自分の人生について深く考え、より良い未来を築くためのステップですよ。
仕事がしたくないから辞めたい。ニートになりたい。目標もなく、何となく辞めることは推奨していません。
20代後半の離職率・退職理由
① 20代後半の離職率
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
19歳以下 | 33.6 | 36.0 |
20~24歳 | 24.2 | 26.9 |
25~29歳 | 19.6 | 17.9 |
30~34歳 | 12.8 | 14.7 |
35~39歳 | 9.0 | 12.1 |
40~44歳 | 7.4 | 10.6 |
厚生労働省の「令和3年雇用動向調査」によると、20代後半の離職率は18.75%となっています。
これは全年齢の離職率と比較しても高い割合です。
20代後半の離職率は、キャリアの方向性を見直す重要な時期であることを示しています。
この年代は、仕事の内容や職場環境、将来のキャリアプランに疑問を持ち始める人が多く、転職を考えることが一般的です。
データからわかるように、仕事を辞めたいと思っている人は、あなただけではないですよ。
② 20代後半の退職理由
理由 | パーセンテージ |
---|---|
労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 16.9% |
会社の将来が不安だった | 9.2% |
職場の人間関係が好ましくなかった | 8.9% |
給料等収入が少なかった | 8.5% |
仕事内容に興味が持てなかった | 4.4% |
上記は、厚生労働省の「令和4年雇用動向調査」のデータです。
20代後半での退職理由は、職場環境の不満、職場の人間関係、給与や待遇などの不満が挙げられます。(その他の個人的理由を除く)
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1 | 給与が低い・昇給が見込めない | 34.4% |
2 | 昇進・キャリアアップが望めない | 23.4% |
3 | 業界・会社の先行きが不安 | 22.7% |
4 | 離職率が高い | 21.8% |
5 | スキルアップしたい | 21.6% |
上記は、dodaとリクルートキャリアが公表しているデータです。
20代全般のデータとなりますが、転職を考える理由として、年収の向上、プレッシャーの軽減、人間関係の改善が挙げられます。
一人で悩む前に、このようなデータを参考にして「自分だけではない」と感じることで、心が少し軽くなるかもしれません。
20代後半で「仕事辞めたい、疲れた」と感じた時に見切りをつける基準
① キャリアプランに合っているのか
まず考えるべきは、現在の職場がキャリアプラン(目標)と合致しているのかという点です。
キャリアプランとは、「30歳までにマネジメントの経験を積みたい」「特定の専門スキルを身に付けたい」といった具体的な目標です。
現在の職場にいることで、そのプラン通りになるのでしょうか。
仮にキャリアプランに沿った経験やスキルを得られない場合は、転職を考えるのが妥当ですよ。
② 仕事にやりがいを感じるのか
仕事にやりがいを感じるかどうかは、判断基準の一つとなります。
例えば、仕事に虚無しか感じない、仕事が終わるのが楽しみでしかないといった場合、やりがいを感じていない可能性が高い。
一方で、仕事に没頭出来たり、楽しめているなら、やりがいを感じていると言えるでしょう。
やりがいを感じる仕事は、自己成長にもつながりますし、人生にプラスの影響を与えます。
しかし、情熱が持てなくて、やりがいを感じなくなった場合は、転職を検討するタイミングかもしれません。
③ ワークライフバランスは整っているのか
ワークライフバランスは、非常に重要。
長期的に仕事をしていくなら、無理のない範囲じゃないと続けられません。30代になれば、一気に体力は落ちます。身体が弱い人ならなおさら。
プライベートな時間がほとんど取れない、休日出勤が多い、残業が当たり前のような状況は、ワークライフバランスが崩れているサインでしょう。
このような状況が続けば、いずれ心身の健康を害し、仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼす可能性があります。
ワークライフバランスが整っていないなら、転職を検討するのは理にかなっています。
④ 成長できる環境なのか
20代後半では、「現在の仕事が今後も成長に繋がるのか」という点が、すごく大事。
「新しいことを学べているか、スキルアップできているか」を深く考えましょう。
例えば、新しいことにチャレンジできたり、経験が積める環境は、自分を成長させるのに非常に良い。
特に、自分のロールモデルとなる上司がいると、成長しやすい環境だと思います。
逆に、「ルーチンワークで新しいことが学べない」「誰でもできる業務しかない」という場合は、成長できる環境ではないと思います。
単純作業は、いずれAIに奪われますからね。
⑤ 給与に満足しているのか
20代後半は、給与に少しこだわりをもった方が良い時期です。
30代になり給与が安いと、生活の質を左右しますし、仕事へのモチベーションにも影響を与えます。
結婚・育児などのイベントがあった場合、経済的に厳しいとさまざまな問題がでてくるんですよ。
まず、自分の給料が、スキルや経験、労働量に見合っているかを考えてみましょう。
例えば、同業界の求人と比べて給料が低い場合や、仕事の量に対して給料が少ないと感じる場合、それは転職を考えても良いでしょう。
逆に、現在の給料に満足しており、昇給の機会もある場合は、その職場での継続が良いと思います。
また、給料だけでなく、ボーナスや福利厚生など、給与以外の面も考慮に入れることが大事です。
例えば、持株制度や育児に関する休暇などの福利厚生が充実している場合、多少給料が少なくても満足できますからね。
⑥ 職場に将来性や安定性があるのか
将来性のある業界で働くことは、長期的なキャリアと安定した生活を築くうえで大切です。
例えば、IT・AIなどの成長が見込まれる業界では、将来的に有益なスキルが得られる期待ができます。
一方で、縮小傾向にある業界や、需要が減っている業界では、仕事の将来性は微妙ですよね。
たとえば、デジタル化が進む中で紙媒体を扱う企業などは、経営が傾くリスクが高い。在籍は慎重に考える必要があります。
⑦ 人間関係に問題はないか
職場の人間関係は、長期的に働く上で非常に重要です。
人間関係が良好なら、仕事を楽しくし、生産性を高めます。
しかし、人間関係に問題があると、めちゃくちゃストレスが溜まり、仕事のモチベーションが一気に低下します。
長年の社会人経験から言うと、たとえ希望する仕事ができ、成長のチャンスがあっても、人間関係が悪ければ仕事を続けるのは難しいです。
筆者の知り合いは、仕事内容には満足していたのに、人間関係のストレスで不眠症になっていました。
職場の人間関係が原因で、モチベーションが維持できない場合は、特に注意が必要です。
⑧ 人生に幸福を感じるかどうか
仕事は、人生の大部分を占めるものです。
そのため、仕事が人生の幸福感に大きく左右します。
たとえば、仕事で成果を上げたとき、それが嬉しくて達成感を感じるなら、それは人生にとってプラスになっていると言えます。
一方、仕事で家族と過ごす時間や趣味の時間が無くなってしまい、辛いと感じるなら、その仕事はあなたにとってマイナスかもしれません。
仕事のせいで、毎日辛い思いをして過ごすのなら、転職して幸福に過ごした方が、人生悔いが無いと思いますよ。
20代後半で「仕事辞めたい、疲れた」と感じるなら退職してもよい理由
仕事には、我慢が必要な場面もあれば、逃げることが許される状況もあります。
特に社会人経験が浅いと、このような選択をするのが難しいものです。
① 健康が最も大切だから
まず、健康が最も大切です。健康じゃなければ、満足した人生は送れません。
仕事による過度なストレスや長時間労働は、精神的、身体的健康に悪影響を及ぼすことがあります。
今は20代で耐えられているハードワークも、30代になれば厳しいかもしれません。
健康を守るためには、環境を変える勇気も必要です。先を見越して、事前に転職してしまうのも良い。
きつい職場を離れることは、自己防衛として非常に重要です。
たとえば、どこかのタイミングで体調を崩してしまえば場合、長期的なキャリアにも影響を及ぼします。
また、仕事のパフォーマンスにも影響しますよね。
体調が悪いと、仕事の効率や質も低下し、結果的に職場での評価にも影響を与えかねません。
健康な体と心があってこそ、充実した仕事生活が送れるのです。
20代であっても、健康を守るために仕事から離れる選択は、人生を考えた上での合理的な判断です。
② ストレス耐性は人それぞれだから
ストレス耐性は、人によって大きく異なります。
同じ状況でも、耐えられる人と耐えられない人がいるのは、当たり前ですよね。
他の人から見れば些細なことでも、メンタルが敏感な人にとってはキツイこともある。
同じ言動を受けても、2~3日引きずる人もいるし、何も気にしない人もいる。
誹謗中傷に耐えられる人とそうでない人もいますよね。
人によって違うんですよ。
自分が泣くほどきつくて逃げたいと感じたら、それは合理的な理由になります。
自分の感じ方を他人と比較して、無理に耐える必要はありません。
③ 20代はチャンスしかないから
20代は、人生においてチャンスに満ちた時期です。ボーナスタイム。
転職の選択肢も豊富にあります。
たとえ経験が浅くても、中小企業ならば高確率で転職も可能です。そのため、多少のリスクならとっても問題ありません。
また、20代のうちに転職を経験することは、自分に合った仕事を見つけるための重要なステップです。
自分に合わない仕事から脱出することは、新しいチャンスを探すための第一歩と同義。
20代後半で「仕事辞めたい、疲れた」と感じた時にやるべき行動
① 原因を明確にする
まず、仕事を辞めたい・疲れたと思うなら、原因を明確にしましょう。
仕事への不満やストレスの感じ方は、人それぞれ異なります。
自分が何に対してストレスを感じているのか、どの部分が不満なのかを、具体的に理解することが、問題解決の第一歩。
例えば、「仕事の量が多すぎる」「人間関係がうまくいっていない」「成長が見込めない」など、さまざまな理由が考えられます。
リストアップして、可視化してみると良いでしょう。
問題が明確化されれば、対処するための具体的なアクションプランを立てることができるからです。
② 原因を自分で解決できるのか明確にする
次に、仕事に行きたくない原因が、「自分で解決できるかどうか」を明確にしましょう。
自力で「変えられること」「変えられないこと」を区別するのは、対処法を見つけるために不可欠。
例えば、仕事量が多すぎる場合、業務の優先順位付けを見直すことで解決できるかもしれません。
しかし、職場の人間関係や組織の文化など、個人の力では変えにくい問題も存在します。
その場合、上司や人事部との相談や、異動・転職など、外的要因が必要になります。
自分でコントロールできる範囲を理解し、それに基づいてアクションすることが効率的です。
ここで重要なのは、無駄だと諦めないことです。
「上司に話しても無駄」「会社は全く動かない」など、行動をする前に諦めないようにしましょう。
まずは、1つだけで良いのでアクションしてみましょう。ちょっとした行動が、大きな変化を生み出すことがあるからです。
③ 職場環境の改善(部署移動)
仕事に行きたくない原因が、職場環境にある場合、部署移動を検討することも一つの解決策です。
異なる部署への移動は、リスクも低い上に環境をリセットできます。また、仕事へのモチベーションを取り戻すことも可能です。
例えば、現在の部署が、自分のスキルやビジョンに合っていない場合、部署移動すれば、スキルやキャリアアップのチャンスかもしれません。
部署によって忙しさも異なりますし、ストレスも大きく異なります。
可能であれば検討してみてください。
④ ちょっとした息抜き
ちょっとした息抜きをすることは、ストレス軽減に非常に効果的です。
些細な行動でも、リフレッシュできますからね。
例えば、公園で散歩をする、少し贅沢なご飯を食べる、普段しないことにチャレンジしてみるなど、日常から少し離れることが、ストレスの軽減につながります。
小さな行動は、日常のストレスから一時的に解放されますし、自分を保つのに役立ちます。
⑥ 転職を検討する
仕事に行きたくない場合、転職をすることが、1番簡単な解決方法になります。
ぶっちゃけて言えば、様々なことを試しても状況が改善されないことは珍しくありません。
上司に労働時間や待遇の改善について訴えても、「検討する」だけのことも多い。
嫌いな相手が職場いた場合、「自分がその場からいなくなるか」「相手がいなくなるか」の2択しか解決方法がありません。
自分がいくら努力しても、やる気の搾取をされるだけという結果もありますからね。
そのため、会社ごと変えてしまえば、全て解決します。
もしも転職を検討しているなら、エージェントが非常に有効。
転職エージェントの中には、ブラック企業を排除した求人を紹介しているサービスもあります。
そのため、より良い職場環境を見つけられます。
転職は大きな決断です。
しかし、職場での悩みが解決しないなら、新たな職場に行くのが、自分とってプラスになることが多いですよ。
⑦ 退職を検討する
朝泣くほど限界に達しているなら、退職するのも良いでしょう。
もしも、退職を検討する際には、経済的な側面も考慮する必要があります。
そのため、失業保険などの社会保障制度は、事前に調べておきましょう。
上手く利用すれば、経済的なサポートを受けることが可能です。
また、可能であれば、次の職場を決めた状態で、退職することがベストです。
経済的な負担を、最小限に抑えることができますからね。
⑧ 退職代行を利用する
仕事を辞めたくても、自分の意思で伝えるのが難しい場合もありますよね。脅しかけてくるブラック企業なら特に。
そんな時は、退職代行サービスの利用をしてみてはどうでしょうか。
退職代行サービスとは、労働者本に代わって、退職の意志を会社に伝えてくれるサービスです。
企業側と顔をあわせることなく退職が可能です。
自分で直接話すのが辛いとき、特に心強い味方になります。
このサービスは、法的な手続きもしっかりとサポートしてくれるため、安心して退職プロセスを進められるでしょう。
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仕事を辞めたいなら、それを否定してくる人は無視しましょう。
仕事を辞めたいと相談すると、それを否定してくる人は非常に多い。
「3年勤めろ」「考えが甘い」「他に行っても通用しない」などは、あるあるです。論理的ではないので、無視してもOK。
もしろん、仕事がしたくないから辞めたい。ニートになりたい。目標もなく、何となく辞めることは否定されても当然なので例外です。
① 3年勤めろは古い考え
「石の上にも三年」といったことわざがありますよね。
この言葉は、継続することで状況が好転する意味をもちますが、明確な根拠があるわけではありません。
筆者は、仕事を辞める時に、「3年勤めろ」と親や上司に言われました。
正直言ってしまえば、ストレスで頭がおかしくなりそうなのに、我慢しろって意味不明ですよね…。
健康を害しているのみ、無理して続ける必要はないのです。
ただし、逃げる理由が重要です。
例えば、尊敬できる上司や同僚がいて、成長できる環境にいながら、単にサボりたいという理由で逃げるのは適切ではないですよね。
② 上司は自己都合が多い
上司に退職について相談すると、あたかも部下のためにアドバイスしているように見せかけて、引き留めることがあります。
実際には、上司の自己都合。
例えば、手続きが面倒、人員不足の問題を避けたいという理由から、引き留めているだけの場合があります。
一人の社員が辞めれば、その穴を埋めるために新たな求人を出し、新しい人材を雇用し、研修を行う必要が生じます。
また、引き継ぎの手間も発生します。
つまり、上司にとっては、かなりの負担となるんです。
せっかく成長した社員を手放したくないという気持ちも、上司の中にはありますからね。
しかし、これって人のキャリアや幸福を考慮したものではないんですよ。
筆者は、「隣の芝生は青く見えるだけ。今の環境は素晴らしいんだ。」ということを、上司に言われた経験があります。
後々周囲に聞いたところ、人員不足を避けたいがための引き留め。
あと、隣の芝生は青かったです。あの時、転職して良かった…。
③ キャリアに傷がつくから
20代での転職や退職が、キャリアに傷をつけるという意見は、よく耳にします。
傷ってなんでしょうね…。
例えば、短期離職を繰り返しているならわかる。
「すぐ辞める」「逃げ癖がある」とレッテルを貼られるからです。
しかし、1~2回程度の転職回数であれば、理由さえしっかりしていれば大きな問題にならないでしょう。
例えば、キャリアアップやスキルを高めるための転職は、ポジティブに捉えられることが多いです。
合理的な理由があれば、転職は理解されやすいですよ。
仕事を辞めるには、どれくらいの期間が必要?
退職自体は、「2週間前に通知すれば」法的には大丈夫です。
しかし、仕事の引継ぎや残りの有給の利用、その他の退職関連の手続きをスムーズに行う必要があります。
そのため、退職希望日の1カ月以上前には、会社に伝えることがベターとされます。
口頭での通知も受け入れられますが、退職願を提出する際はこのタイミングがベストです。
「退職理由」や「どんなキャリアを目指すのか」を明確にさせましょう。
自己分析には、数日から数週間かかることもあります。
次の会社でのミスマッチを避けるために、自己分析は徹底することをおすすめします。
さまざま視点からじっくり考えて、退職するかどうかを決めましょう。
退職を決断したら、次に意思を伝えるための準備が必要です。
まず、話す内容の整理が必要です。
退職の理由、引き継ぎの提案などを明確にすることが大切です。
準備にしておかないと、上司に言いくるめられてしまいます。
上司や人事部に退職の意向を伝えます。
通常30分程度で完了しますが、場合によっては数回の話し合いが必要になることもあります。
この際、冷静かつ尊重のある態度で、自分の意志をはっきりと伝えることが重要です。
感情を出さないように注意しましょう。
また、中々言い出しづらいので、数日かかることもあります。
筆者は、退職の意思を伝えるまでに2週間かかった経験があります…。
退職の意向を伝えた後、具体的な退職日の確定します。数日から1週間後に決定されます。
この期間は、会社の規定や業務の引き継ぎ状況によって変わることがあります。
退職日を決める際は、会社のルールや同僚への影響も考慮する必要があります。
退職日が決まったら、それまでに各種手続きを行います。
社会保険の手続き、税金関連の書類申請却などが含まれます。
退職に向けて、引き継ぎ作業も重要なステップです。
後任者やチームメンバーに対して、自分の業務やプロジェクトの状況を伝えます。
引き継ぎの期間は数週間から2ヶ月かかることがあり、業務の複雑さや後任者の経験値によって異なります。
退職日になったら、退職手続きを完了し、職場を去ることになります。
職場の不満をぶちまけたい気持ちが溢れるかもしれませんが、冷静かつ礼儀正しい態度を保つことが大切です。
心の余裕を見せ付けましょう。
20代の転職・退職に関する意見
会社を辞められない理由なんて、挙げればキリがありません。ただ嘆いていても、誰も救ってはくれないんです。上司も先輩も同僚も友人も、家族でさえも。 自ら情報を集め考え行動しないと、闇の中で延々と絶望を味わい続けるだけ。貴重な20代30代、もったいないですよね。仕事を変えると人生変わる。
引用元:X
私は新卒二年目で退職し(1年10カ月)、それから半年かけて転職活動をしました。
引用元:Yahoo!知恵袋
3年はいた方がいいとよく言われていますが、辞めると決意したら早いに越したことはないです。3年以内に辞めると転職が難しいのは迷信です。きっちりやるべきことをすれば怖くないです。
上司は決まって「とりあえず3年はいなさい」と言ってきましたが、それは新卒の退職は上司の評価に響くから言っているだけです。私からしたら「とりあえずってなんですか?じゃあ3年頑張ってみてやりがいも見つけられず今と同じ感情だったらそれまでの時間を返してくれるんですか?」と思います。答えはもちろん「返してくれないです」、だったら早い方がいいのです。
自分は会社を辞めたいと20代後半の頃から思い始めて、実際に辞めるまで5年もかかった
引用元:X
いくら何でも決断が遅すぎると思うだろうけど、会社を辞めると人生積むと思って中々辞めれなかった
実際に辞めた今、仕事辞めたくらいで人生積まない事がわかった
そういえば私も20代の頃、複数の会社で洗脳され続けたな。「仕事はつらいものであり、楽しいことなど何もなくて当たり前だ」もあったし、「他業界へ転職しても給料は低いし、今よりもっとつらくなるぞ」もあった。そして「お前なんか、どこへ行っても通用しない」とも言われた。全部嘘だったな。
引用元:X
そういえば私も20代の頃、複数の会社で洗脳され続けたな。「仕事はつらいものであり、楽しいことなど何もなくて当たり前だ」もあったし、「他業界へ転職しても給料は低いし、今よりもっとつらくなるぞ」もあった。そして「お前なんか、どこへ行っても通用しない」とも言われた。全部嘘だったな。
引用元:X
【仕事に対する思い・考え方の移り変わり】
1社目…だるい、つまらん、意味あるのか?
2社目…つらい、面白くない、意味あるのか?
3社目…ムズイ、つらい、時間ない、しんどい…
4社目(現在)…大変、時間ない、やりがい、楽しい転職を繰り返し迷走した20代、その結果、今は仕事が楽しくなった
引用元:X
20代後半の体験談|「仕事を辞めたい、疲れた」と感じたから退職
筆者の過去について少し触れさせていただきます。(もし興味がなければ、飛ばしてください。)
筆者自身、20代後半に2回転職を経験しました。
立て続けにブラック企業に当たり、パワハラやハードワーク、突然の給料カットなど、今思い返してもきつい状況。
もう無理…疲れた…と毎日思うようになり、最終的に救急車で運ばれました。
しかし、そんな状況から逃げることで、人生幸福になったのです。
最初の企業は1年3ヶ月、次の企業には1年9ヶ月いましたが、健康を第一に考え退職。
その結果、ストレスは激減。仕事への前向きな気持ちを取り戻すことができました。
キャリアは、傷だらけになったのですが、努力すれば何とでもなります。
当初は、身内からの反対や上司からの嫌味もありました。
キャリアアップしていく同級生に比べて、人生行き遅れていると卑屈になることもありました。
しかし、巻き返すことは、十分可能。努力次第。
人生は一度きりです。毎日を不快に過ごすのは、後悔しか残らないですよ。
合わない環境で無理をすれば、身体を壊す可能性だってあります。
筆者の知り合いでも、無理して身体を壊し、長期的に休むくらいダメージを受けた人は多い。
筆者は、辛いだけの時間を過ごすくらいなら、早めに別の道を選んだ方が良いと思っています。
自分を責めたり、甘えだと思う必要はないんです。
一番大事なのは、自分が幸せで健康でいること、心の声にちゃんと耳を傾けることです。
収入が減ることもありますが、ストレスがなくなればそれほど気にならないものです。
それに、精神的な余裕ができれば、給料を増やす努力もできるようになります。
20代後半で転職を検討しているならエージェントは必須。
20代後半で転職を行う際、エージェントの利用は非常に重要です。
エージェントは、スキルや経験に合った求人を紹介し、履歴書の書き方や面接対策など、具体的なアドバイスを行います。
エージェントを利用することで、そのプロセスがスムーズになります。
- 求人の選定が難しい。
- 非公開求人が見れない。
- 未経験・第二新卒歓迎求人は、ブラック率が高い。
- 伸びている転職市場がわからない。
- 口コミサイトでも中小企業の情報は少ない。
- 面接で落ちてもフィードバックが無いから改善が難しい。
利用しないと上記のような状況に陥りますよ。
転職を考えているなら、早めの登録をおすすめします。
ストレスや疲れがピークに達すると、転職を始めるエネルギーさえ失ってしまうことがあるからです。
非公開求人も多く抱えているので、スタートが遅れるほど良い求人との出会いが無くなります。
さらに、転職エージェントの利用は無料。
一度相談してみる価値は十分にあります。
また、ブラック企業を排除して求人を紹介するエージェントもあるので、その点が不安な人はぜひご利用ください。
正直なところ、1人で求人を探してもロクな目に遭いません。(筆者はドブラックを引き当てました。皆さんは本当に注意してください。)
doda
リクルートエージェント
UZUZ
本記事のまとめ|20代後半はキャリアを見直し、次の一歩を踏み出すチャンス
- 退職は、人生を豊かにする選択肢の一つ。
- 合わない仕事を続けるより、新しい道を探求することで、幸福度が高まる可能性がある。
- 20代後半の離職率は、18.75%。
- 退職理由は、「人間関係、労働条件、会社の将来性」が大きい。
- 健康が最も大切だから、損なう前に行動する。
- 社会的な偏見は無視でOK。
- エージェントに相談して進退を決めるのもあり。
「20代後半で仕事を辞めたい、疲れた」と感じているなら、自分の将来について考える良い機会です。
「自分が何を重要視しているのか」をしっかり分析して、自分にとってベストな選択をしましょう。
自分に合った仕事を見つけることで、もっと充実した人生を築けるかもしれませんよ。
人生は一度きり。後悔のないように行動していきましょう。
doda
業界屈指の大手。登録して損はないエージェントです。約80%が非公開求人。顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント 20代 第1位)
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業界最大手の転職エージェント。全国で対応。 求人数がダントツで多く、非公開求人を含めると10万件以上。
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第二新卒・既卒・フリーター・ニートの内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。