・第二新卒でエージェントを使わないのは大丈夫なの?
・エージェントを使わないデメリットを知りたい。
このような人に向いている内容になっています。
- フリーランスデザイナー
- ゲーム・IT・WEB業界で8年ほどデザイナーとして勤め、フリーランスになりました。
- 現在はIT企業(ベンチャー)で仕事をしています。
- 採用担当の経験あり。
第二新卒で転職を考えているあなたへ。
転職エージェントを使うべきかどうか、迷っていませんか?SNSで見かける悪い評判に不安を感じることもあるでしょう。
本記事では、エージェントの良い点と悪い点をしっかりと解説しています。
筆者も第二新卒で転職を経験しました。しかし、エージェントを使わずに転職をして失敗した経験があります。
エージェントを理解し、上手に活用することで、貴重な20代をもっと良い方向に進めることができますよ。
- 第二新卒でエージェントを使わないことによる影響がわかる。
- 第二新卒でエージェントを使わずに転職した経験談がわかる。
- 第二新卒の転職成功のための戦略がわかる。
第二新卒がエージェントを使わないのはどうなのか?
第二新卒者で転職エージェントを使わないのは、正直もったいない。
第二新卒の転職は、「次の職場では最低でも3年は勤める」ことが必要です。
単なる転職ではなく、20代はキャリアの大きな転機となるため、慎重な判断が必要です。
20代の時間は、それほど重要なんです。
未経験でキャリアチェンジできるのも、20代が最もイージー。ボーナスタイムなんですよ。
その期間にエージェントを使わないのは、もったいない。
例えば、エージェントを利用しない場合、自分で業界の動向を把握し、求人を探し出し、面接対策を行う必要があります。
普通に時間と労力を、かなり要する作業ですよね。
特に問題なのは、業界知識や転職市場の情報が不足すること。
第二新卒者は、社会人経験が浅いです。そのため、情報不足になれば、選択肢・可能性が狭くなります。
エージェントは、スキルや経験、キャリアの希望を理解し、適切な求人を紹介してくれます。
また、面接のアドバイスや給与交渉など、転職活動の様々な面でサポートが可能です。
使わないと損しかないと思いますよ。
しかし、エージェントにも注意が必要です。
中には、成果報酬目当ての質の低いエージェントも存在し、イマイチな求人を押し付けられるリスクもあります。
そのため、エージェントを選ぶ際には、その実績や評判をしっかりと調べることが大切です。
担当者次第のところもあるので、複数社登録して信頼できるところを見つける必要があります。
第二新卒がエージェントを使わないデメリット
第二新卒者が転職エージェントを使わない場合、いくつかのデメリットが挙げられます。
① 求人調査などすべて自分でおこなう
エージェントを使わない場合、求人の調査はすべて自分で行ないます。
求人の調査や選別は、時間と労力を大きく要する作業です。特に転職に不慣れな第二新卒にとっては、大きな負担となるでしょう。
例えば、転職サイト、スカウトサービスで調査したり、企業のホームページをチェックする必要があります。
その中から、自分のスキルやキャリアに合ったものを選別するのも、簡単な作業ではありません。
第二新卒可能な求人は、パッと見わかりづらい。どれが良い求人なのかも、わからないんですよね。
② 転職市場や業界の動向がわからない
世の中には、自分が知らない市場や業界、職種がたくさん存在します。
これらを独りで学習し、適切な転職先を見つけるのは、非常に時間がかかるでしょう。
また、業界によっては、成長が期待される分野や逆に衰退していく分野もあります。
これらの情報を把握することは、転職の成功に直結しますよ。
成長する業界にいけば、待遇も改善されますし、新しい技術も身につきます。
転職エージェントを利用すれば、市場や業界の動向についての知識を享受することが可能です。
③ 非公開求人が見れない
多くの企業では、一般公開していない求人を出しています。
いわゆる非公開求人です。
これらは、転職エージェントを通じてのみ紹介されるものです。
そのため、自分で転職活動をしても、非公開求人にアクセスすることはできません。
- 採用を効率的にするため。
- 極秘プロジェクトが進行中。
- ライバル企業に動向を悟られたくない。
上記のような企業側の事情で、非公開となっているので、さまざまな企業が含まれています。
そのため、エージェントを利用して、より多くの選択肢を得た方が、後悔しない転職活動ができると思いますよ。
④ 企業の情報がわからない
転職エージェントは、企業とのパイプラインを持っており、その企業の人事部と関係を築いていることがあります。
そのため、「企業が、どのような人材を欲しているのか」のような情報を知っていることもしばしば。
例えば、「過去にどのような人を採用したか」「求められるスキルセットや人物像」など、一般では得られない情報を抱えていることもあります。
これらは、応募書類や面接時の対策に有益。
エージェントを利用しない場合、これらの情報にアクセスすることは難しくなります。
⑤ 第三者視点が無い(フィードバックの欠如)
エージェントを使わないデメリットとして、特に大きいが「第三者視点が無い(フィードバックの欠如)」ことです。
第三者の視点は、転職活動において非常に重要な要素です。
自分が作成した履歴書や面接での話し方など、第三者の視点がなければ、ブラッシュアップすることが難しいからです。
完璧と思っていても、第三者から見ると改善の余地があることの方が多いんですよ。
また、面接での受け答えや態度・表情も、自分では気づかない問題点があるかもしれません。
転職活動は、ただ企業に応募するだけでは受かりません。経験を質に転換する力が重要です。
つまり、一つ一つの応募や面接から学び、次に活かすことが、成功への近道となります。
エージェントを利用することで、この「転換率」を高めることができ、結果的に転職成功につながる可能性が高められます。
⑥ 交渉ができない
転職活動において、給与や労働条件の交渉は非常に重要。
多くの第二新卒者は、新卒と同等の扱いになるため、交渉の余地はないでしょう。
しかし、経験年数のある第二新卒者であれば、可能性はあります。
ただ交渉はデリケートであり、不慣れな人が行えば、望ましい結果を得られません。
正直、安く買いたたかれます。
一方で、転職エージェントを利用すると、これらの交渉を代行してくれます。
また、企業側との関係を保ちながら交渉を進めるため、少しでも有利な結果をもたらすことが期待できます。
第二新卒がエージェントを使わないメリット
① 自分のペースで転職活動ができる
転職エージェントを使わないと、自分のペースで転職活動ができます。
エージェントを利用すると、時にはしつこいメールや電話が来ることがあり、これがストレスになることも少なくありません。
また、急かされたり、まだ決心が固まっていないにも関わらず、無理に応募させられることもあります。
強引なエージェントの場合、慎重に考えてから行動したい人からすれば、プレッシャーになるんですよね。
② 質の悪いエージェントに当たらない
第二新卒のように職務経験が浅い人は、質の悪いエージェントに出会うと、大きな問題になります。
中には、騙されるケースもあるのです。
筆者の経験を例に挙げると、ノルマ達成や報酬目当てしか考えていないエージェントに遭遇したことがあります。
そのエージェントは、非常に高圧的で、時には少しキレるような態度を見せることもありました。(他にも酷すぎてクレームを言った経験もあります。)
実際、大手のエージェントでも、中小のエージェントであっても、担当者次第でサービスの質は大きく異なります。
エージェントを使わないことで、質の悪いエージェントを避けることができます。
③ 行動力・問題解決能力がつく
エージェントを使わないと、求人の調査・応募、面接の準備など、すべてのプロセスを自分で行う必要があります。
このプロセスを通じて、行動力や問題解決能力が自然とつきます。
例えば、市場を調査し、自分に合った求人を見つけ出すことは、情報収集能力や判断力を高める良い機会です。
調べる癖がつくのは、非常に良いんですよ。
また、応募書類や面接の準備を自分で行うことで、自然と場数を踏めます。
こういったスキルは、その後のキャリアにおいても非常に役立つんですよ。
ただし、ブラック企業や、良い求人を見逃すリスクは、高くなります。
第二新卒がエージェントを使わないで転職する手段
① 転職サイト
転職サイトは、登録すれば誰でもアクセスでき、多種多様な求人情報をチェックできます。
通勤時や就寝時など、隙間時間を活用できるのは、非常に良いです。
大手転職サイトでは、業界別、職種別、地域別など、様々な条件で求人を検索できます。
② 企業サイトに直接応募
企業の公式サイトやキャリアページで、直接応募する方法です。
この方法の大きなメリットは、企業と直接コンタクトを取ることができる点になります。
エージェント経由よりも、印象を与えることができます。
直接応募のデメリットとしては、不採用になった際に、企業からのフィードバックを得られないことにあります。
③ 合同説明会
合同説明会とは、多くの企業が、自社の魅力や求人情報を提供するイベントのこと。
説明会の多くは、新卒者向けですが、中には第二新卒対応のものもあります。
参加者は、企業の担当者と直接話す機会を得られるため、企業の雰囲気や仕事内容を深く理解することが可能です。
中で働いている人の雰囲気を感じやすいです。
④ オファー型の転職サイト
オファー型の転職サイトとは、転職希望者がプロフィールや経歴を登録し、企業からオファーを受ける形式のサイトです。
この方法の大きなメリットは、自分のスキルや経験に基づいて、企業から関心を持たれるチャンスがある点です。
自分が知らなかった業界・企業を知ることができ、視野を広げることができます。
⑤ ハローワーク
ハローワークは、全国に展開する公的な就職支援機関で、様々な業種や職種の求人情報を開示しています。
専門の職員が転職に関する相談に応じ、求人の紹介や職業訓練の案内を行っています。
⑥ 友人や知人の紹介(リファラル採用)
リファラル採用は、従業員や関係者が、自分の知人から求職者を推薦するシステムです。
この方法のメリットは、書類選考無しで面談できる点にあります。
また、信頼できるコネクションなので、企業の内部情報や職場の雰囲気を事前に知ることが可能です。
企業によっては、紹介手当を得られることもあるでしょう。
エージェントを使わない方が良い第二新卒の特徴
① 明確なキャリアプランがある人
明確なキャリアプランがある人は、エージェントを使わなくても問題ありません。
キャリア目標や将来像がはっきりしているのであれば、職種や業界が明確だからです。
例えば、IT業界でのプログラマーや、あるいはマーケティングの専門家など。
自分で目指す業界・企業が定まっていることが多いので、エージェントを介さない方が効率的な場合があります。
ただし、非公開求人の可能性が捨てきれないので、絶対不要とは言い切れません。
② 他人に干渉されたくない人
他人に干渉されたくない人には、エージェントはおすすめしません。
エージェントは、結構ぐいぐい来る担当者が多いですからね。
自立心が強く、自分で物事を進めたいという性格の人には、自分自身で全てを管理する方が満足感を得やすいです。
エージェントによっては、全然関係ない求人を勧めてきたり、こちらの予定関係なく連絡してくるこもあります。
ペースを崩されるとイライラするので、気持ちはわかります。
第二新卒でエージェントを使わない最大のリスク
① 荒い粒度の自己分析によるミスマッチ
「エージェントを使わない最大のリスク」は、荒い粒度の自己分析によるミスマッチです。
社会人経験の浅い第二新卒は、自己分析の精度が低くなりがちです。
例えば、働きやすさだけを重視して転職を決めると、働きがいのある職場を見逃すことになります。
結果的に、「不満はないが、将来に不安を感じる」ような職場に就くことになりかねません。
自己分析は、単に自分の好きなことや得意なことを分析するだけでなく、キャリアの方向性、働き方の希望、価値観など、多角的な視点から行う必要があります。
20代の2~3年は、キャリア形成において非常に重要な時期です。
そのため、次の転職では、「3年以上その職場で働く」という覚悟で徹底する必要があります。
エージェントを利用しない場合、客観的な視点を持つことが難しく、結果として無謀な応募をしたり、適切な転職先を見つけるのが困難になるでしょう。
エージェントで利用するのは自由だが、第三者視点のアドバイスは絶対に必要だと思います。
② 同じ思考サイクルで失敗する
転職活動がうまくいかない場合、「失敗する思考のサイクル」に陥っていることが多いです。
例えば、失敗の原因を深く分析せずに、同じようなタイプの企業や職種に応募し続ければ、同じ失敗を繰り返すでしょう。
上手くいかない時は、大きくアクションを変えないと解決できないことがあります。
考え方の根底が間違っていれば、いくら反省や振り返りをしても無駄になるんですよ。
これは仕事でも同じ。
根っこの深い部分を間違えていたら、末端を修正してもどうにもならないんですよ。
エージェントを利用しないと、自分の思考や行動パターンを見直すことが難しくなります。
③ 人気企業に再応募してしまうこと
新卒時に採用されなかった企業に、第二新卒として再チャレンジして不採用になるケースは珍しくありません。
というかあるある。
この行動は無駄ではないものの、貴重な時間を浪費してしまうリスクがあります。
例えば、ネームバリューのある大手企業に再チャレンジできることは、第二新卒にとって魅力的に思えるかもしれません。
しかし、競争が激しく、選考基準も厳しい。そのため、再度不採用になる可能性が、非常に高いです。
たとえポテンシャル採用で応募したとしても、新卒採用で十分人材を確保しているので、よほどの魅力的な能力がないと、第二新卒では採用されません。
一方で、1000人規模の企業や中堅企業で、名前の認知度は低いが、業績が良い企業はたくさん存在します。
エージェントは、市場の動向や各企業の採用状況を把握していることも多く、狙い目の企業を紹介してくれるでしょう。
④ 妥協した会社を選んでしまうこと
20代の時間は非常に貴重であり、未経験の分野にチャレンジしてもリスクが少ない時期です。
だからこそ、妥協して転職することは、絶対に避けるべきです。
転職サイトや他のサービスだけを活用して、転職活動することは否定しません。
ただし、可能性を捨てないためにも、エージェントは利用すべき。
例えば、すぐにでも転職したいという焦りから、転職サイトで適当な企業に応募してしまうことがあります。
たとえ採用されても、ミスマッチから短期離職になりかねません。
筆者が言いたいのは、妥協しないこと。使えるサービスは、使い倒すこと。
その方が、後悔のない人生を送ることができますよ。
doda
業界屈指の大手。登録して損はないエージェントです。約80%が非公開求人。オリコンの24年1月発表の結果で、20代部門で1位を獲得。
リクルートエージェント
業界最大手の転職エージェント。全国で対応。 求人数がダントツで多く、非公開求人を含めると10万件以上。
UZUZ
第二新卒・既卒・フリーター・ニートの内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。
質の低いエージェントにはご注意下さい。
転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、その人が採用されて入社すると、その人の年収の約3分の1を企業から手数料としてもらう仕組みです。
そのため、1人を企業に入社させるだけで、エージェントには高い報酬が支払われます。
しかし、このシステムのせいで、紹介料だけを目的とした質の悪いエージェントも存在しています。
① 微妙な企業を押し付けられる
悪質なエージェントは、キャリアプランや希望に合わない企業を、あたかも良い条件のように紹介することがあります。
これは、利益を優先している可能性が高いため、注意が必要です。
転職エージェントを利用する際は、提案される求人が自分に合っているかを慎重に判断することが重要です。
少しでも怪しいなと感じたら、即お断りしましょう。
② 一括応募させる
一括応募させるエージェントもしばしば見かけますが、正直微妙です。
希望していない企業にも応募させるので、「数打てば当たる」という考え方。
全然厳選してないですよね。
この方法は、選べる職がなくて崖っぷちで行う方法です。
つまり、転職者の希望やキャリアプランを考慮していないことが多いんですよ。
希望しない企業の面接に時間を取られ、スケジュールが破綻するリスクもあるでしょう。
このような状況になる原因は、エージェント同士の競争にあります。
転職者が、複数のエージェントを利用している場合、他社よりも先に紹介することで、紹介料を獲得権利を得られるんですよ。
そういった経緯があり、一括応募を促すケースも多い。つまりは、利益を優先しているということ。
③ 圧力をかけてくる
エージェントの中には、高圧的な態度を取ったり、感情的になる担当者がいます。
確かに、エージェントは、慈善事業ではなくビジネスです。
彼らにとっては、転職者を早く内定に導くことが収益に直結します。
しかし、転職を考える側にとっては、自分の人生をかけた大切な決断です。
高圧的な態度や、ため口で話される筋合いもありません。
中には、紹介された求人に納得しないと、冷やかしと文句を言ってくる担当者もいます。
そのため、不快感を感じた場合は、担当者を変えてもらいましょう。
もしくは、別のエージェントを利用することが賢明です。
あくまでも決定権は自分。無視してOKです。
④ 的外れな発言が多い
エージェントの中には、的外れな発言をする担当者がいます。
これは、新人、もしくは経験が浅いエージェントにこの傾向にあります。
筆者の経験を例に挙げると、大手エージェントを利用した際に、新人の方が担当となりました。
その担当者は、電話番号を間違えるなどの基本的なミスが多く…。(そこまでは全然良いのですが…)
さらに、最初の面談で、キャリアや求人について話すことなく、書類の文字サイズについて話すなど、手順がめちゃくちゃ。
また、ここでは詳しく記載しませんが、不適切な発言(失言)も多かったのです。
結局、担当者を変えてもらうことになりました。
大手のエージェントだとあるあるなんですが、担当者の差がめちゃくちゃ激しい。
新人や若手エージェントを否定するわけではないですが、キャリアプランや希望を理解せず、的外れなアドバイスされると、大きな実害です。
20代の転職は、人生に大きな影響を与えるので、この点は本当にご注意ください。
体験談|第二新卒で転職エージェントを使わない選択をした結果
筆者の第二新卒時代の転職経験をお話しします。(不要であれば飛ばしてください。)
筆者は、第二新卒で二度の転職経験があります。
一度目はブラック企業へ、もう一度はホワイト企業への転職。
ブラック企業への転職時に、転職エージェントを利用していませんでした。
これが「最大のミスだった」と今では思います。
当時、マイナビ転職やGreenなどの転職サイトを利用していましたが、人生経験が浅すぎたため、どの求人が自分に合っているのか判断がつきませんでした。
加えて、新卒時に不採用となった大企業に再応募して落ちるという、典型的なミスを繰り返していました。
自分がやりたいこと、自分に合っている仕事について深く考えてはいたのですが、企業の選び方が無策…。
当時筆者は、ゲーム業界を目指していたのですが、ブラック企業がまだ多かったんですよ。
業界特化型のエージェントを利用していれば、ブラック企業は避けられた可能性が高いんですよね。
特化型のエージェントは、「退職者のリアルな情報」「企業の内情」「隠れた離職率」とか知っているからなんです。
また、求人の探し方も良くありませんでした。
転職サイトを2~3個利用していたのですが、未経験可・第二新卒可の求人に適当に応募していました。
その結果、無駄な応募が多くなる始末。
しかも、未経験可・第二新卒可の求人は、ブラックの可能性が高くハイリスクなんですよ。
今思い返しても、エージェントは、本当に必要だったと痛感しています。
余談にはなりますが、一つ面白い気づきがあります。
ブラック企業に在籍していた時、ブラック企業にいた時は、同僚たちが転職サイトを使って応募していました。
しかし、ホワイト企業にいると、たまたまかもしれませんが、転職エージェントを利用している人が多いようです。
エージェントの方が採用コストがかかる分、予算のある企業が集まりやすいようですね。
体験談|第二新卒の転職活動OKだが、これだけは注意して欲しい。
- 第二新卒の転職は、「2~3年働いた人」におすすめ。(最低でも1年半は必要。)
- ブラック企業で身体を壊しそうな状況なら、早急に転職活動をすべし。
- 現職に漠然とした不安や、何となく合わないと感じる程度なら2~3年働くことが良い。
- 転職「活動」自体は、ノーリスク。
第二新卒の転職は、近年おすすめされる傾向があります。
しかし、これは、「2~3年働いた人」に向けたのアドバイスです。
入社半年や一年以下の勤続年数の第二新卒には、転職はおすすめできません。
例外として、ブラック企業で身体を壊しそうな状況なら、早急に転職を考えるべきです。
しかし、漠然とした不安や、何となく合わないと感じるだけでは、転職を決断するのは早計。
仕事は基本的に楽しいものではなく、自分に完璧に合った仕事を見つけるのは難しい。
だからこそ、自分が合わせやすい、または合わせる努力ができる仕事を選ぶべきなんです。
近年、大企業(社員規模1000人以上)からの新卒の離職率が上昇傾向にあります。
というのも、自分のキャリアに対して、真剣になっている人が増えているからです。
大企業の安定性や居心地の良さが、「ずっと適度にラクな仕事で良いのかな?」っと焦燥感にかられやすいのが原因と言われています。
漠然として不安は、誰でも感じるものです。
目指すキャリアや転職に軸があるなら良いですが、不安という理由での短期離職は微妙ですよね。
また、転職自体を重くとらえる人が多いですが、終身雇用が崩壊してきている今、転職は一般的なものです。
むしろ今後のトレンドにすらなりそうだと思います。
そもそも転職「活動」すること自体は、ノーリスクですよね。
市場を調査し、どのような選択肢があるかを知っておくことは、キャリア形成において非常に重要です。
積極的に行動して、自分の可能性を広げることを恐れないでください。
第二新卒でエージェントを使わないのは機会損失
先にも述べましたが、第二新卒の転職は、エージェントは必須です。
無料で利用できるのに、使わないのは機会損失です。
エージェントは、スキルや経験に合った求人を紹介してくれて、履歴書の書き方や面接対策など、具体的なサポートを享受できます。
- 求人の選定が難しい。
- 非公開求人が見れない。
- 未経験・第二新卒歓迎求人は、ブラック率が高い。
- 伸びている転職市場がわからない。
- 口コミサイトでも中小企業の情報は少ない。
- 面接で落ちてもフィードバックが無いから改善が難しい。
利用しないと、上記のような状況に陥りますよ。
転職を考えているなら、早めの登録をおすすめします。
ストレスや疲れがピークに達すると、転職を始めるエネルギーさえ失ってしまうことがあるからです。
非公開求人も多く抱えているので、スタートが遅れるほど良い求人との出会いが無くなります。
さらに、転職エージェントの利用は無料。
一度相談してみる価値は十分にあります。
また、ブラック企業を排除して求人を紹介するエージェントもあるので、その点が不安な人はぜひご利用ください。
正直なところ、社会人経験の浅い人が、1人で求人を探してもロクな目に遭いません。(筆者はドブラックを引き当てました。皆さんは本当に注意してください。)
大手エージェントの場合、門前払いされる可能性があるので、第二新卒特化型が基本的におすすめです。
doda
リクルートエージェント
UZUZ
本記事のまとめ|エージェントを使わないのも正解。自分に合った転職方法を見極めましょう。
- 第二新卒は、基本的にエージェントを利用すべき。
- 社会人経験が浅い人ほど、第三者視点の指摘が必要。
- 質の悪いエージェントもいるので、複数登録して厳選するのがベター。
- エージェントは担当者次第。
- 粒度の粗い自己分析をすれば、転職先に満足できない可能性が高い。
- 妥協して転職はせずに、無料サービスを使い倒して徹底する事。
第二新卒(20代)は、様々なことにチャレンジできる貴重な期間です。
徹底した転職活動をして、悔いのないように行動しましょう。
エージェントを利用しないことは否定しませんが、自己分析が浅くなり、自分に合った求人を見つけるのが難しくなる可能性が高いです。
経験が浅いと、空回りしやすいですからね。
もしもエージェントを利用するならば、複数のエージェントに登録して、自分にあった担当者を見極めることが肝心です。
仕事を探してもらうというのは、自分の人生を預けるようなものですからね。
転職活動の進め方は、一人ひとり異なります。
自分に合ったやり方を見つけるために、エージェントだけではなく、利用できるサービスす可能な限り試してみるのも良いでしょう。
doda
業界屈指の大手。登録して損はないエージェントです。約80%が非公開求人。オリコンの24年1月発表の結果で、20代部門で1位を獲得。
リクルートエージェント
業界最大手の転職エージェント。全国で対応。 求人数がダントツで多く、非公開求人を含めると10万件以上。
UZUZ
第二新卒・既卒・フリーター・ニートの内定率86%以上・書類通過率87%超えの転職支援サービス。ブラック企業を徹底排除。