既卒フリーターやニートの就活は厳しい？就職を叶えるための具体策

このような人に向いている内容になっています。

既卒フリーターやニートの就活は、本当に厳しいのでしょうか？

本記事では、既卒のフリーターやニートが直面する、就職の厳しさにフォーカスしつつ、具体的に役立つアドバイスを解説します。

筆者も既卒フリーター兼ニートとして、就活経験があるので、実体験ベースの解説となっています。

就活に対する考え方が少しでも前向きに変わり、新たな可能性を見出すきっかけになれば幸いです。

既卒フリーターやニートの就活は厳しいのか？

既卒のフリーターやニートの就活は、「無理ではないけど厳しい」です。

特に、卒業後3年以内ならば、新卒扱いになるため可能性は高い。

卒業後も就活を続け、努力を重ねている人ならば、成功するでしょう。

たとえば、アルバイトをしながら就活している人なら、その経験を生かして就職活動に臨むことが可能です。

アルバイトで培った能力や責任感は、多くの職場で重宝されるため、それをアピールポイントとして前面に出すことができます。

一方で、卒業後に就職活動をせず、何もせずに過ごしてしまった期間が長い人（ニート状態）は、厳しい状況でしょう。

この場合は、選べる立場にはなれないため、従来の就活とは異なるアプローチが必要です。

例えば、就職支援機関を利用する、専用のエージェントに頼る、職業訓練を受ける、派遣・アルバイトから正社員登用を狙うなど、様々な方法が考えられます。

特別な事情の場合は、例外となります。

病気やケガが原因で就活できないまま既卒になってしまった場合は、しょうがないですからね。

企業側も理解してくれますよ。

① 筆者も既卒フリーター兼ニートだった

筆者自身も、既卒フリーター兼ニートでした。

大学を卒業後、ニートとアルバイトを交互にしながら、就職活動を続けていました。

実は、学生時代から就職活動を始めていたのですが、内定を獲得できずに卒業することになったのです。

社会人としてのキャリアをスタートさせたのは、卒業から約1年後。

決してサボっていたわけでなかったのですが、筆者の企業探しや業界選びに問題があったため、上手くいかなかったのが原因です。

この時に感じたことは、既卒者であっても、それが必ずしも不利になるわけではないということです。

面接では、自分の状況を説明したところ、面接官から悪い反応はほとんどありませんでした。

つまり、就活においては、どのように過ごしたかが重要で、目的意識を持って行動していれば、ブランクが必ずしも不利にはならないのです。

② 正しい知識と行動力が重要

筆者が、既卒フリーター兼ニートだった時期を思い返すと、まず「現状を正確に理解すること」が大切です。

例えば、既卒者としての立場や市場の状況など、上記のような点は事前に知っておくべきです。

正確な情報を持たないと、間違った求人に応募したり、効果のない行動をしてしまうリスクがあるからです。

また、既卒者が就職市場で直面する厳しい現実を知ることで、就職活動に対する覚悟が深まりますよ。

さらに、大切なのは「行動力」です。

既卒者の就活では、失敗は避けられないものですが、それを次のステップに活かすことが成功への鍵となります。

成功者は失敗を恐れず、失敗から学び、迅速に行動を繰り返しています。

就活では、ナビサイトやエージェントへの登録、書類作成などやることが多いですが、面倒だからと後回しにしてはいけません。

ステップワークを軽くして、サクサクに進めることが大切です。

既卒フリーター・ニートの定義

既卒について解説します。

誤った認識でいると、適切な求人に応募できなくなりますので、ご注意ください。

① 既卒の定義とは

既卒	学校を卒業・修了して就職活動をしている状態の人（3年以内）
新卒	3月卒業の学生 学校を卒業・修了して、初めて社会人として働く人
第二新卒	学校卒業後に新卒として入社した、就業経験が数年程度の人 25歳前後の人
中途	就業経験のある人（第二新卒も含まれる）

既卒とは、大学や専門学校などの教育機関を卒業し、まだ正社員としての就職をしていない人を指します。卒業後3年以内が条件。

卒業後3年以内が条件。

既卒は、新卒や第二新卒とは異なります。

新卒（新卒者）は、大学や専門学校などの教育機関を卒業して、初めて社会人として働く人を指します。

第二新卒は、新卒で就職した後、数年内で転職を考える人。もしくは、一度職から離れて、再度転職を目指す若手求職者を指します。

この区別は、きちんと理解しておきましょう。

誤認識していると、適切じゃない求人に応募してしまったり、誤ったセミナーに参加してしまうケースもあります。

② 3年以上経過するとかなりキツイ

既卒フリーターやニートは、「卒業後3年を超過するとかなり厳しい」です。

なぜなら、卒業後3年以内であれば、新卒として応募できる企業が存在するからです。

これは、厚生労働省が発表した「青少年雇用機会確保指針」に基づくもので、卒業後3年以内の既卒者を新卒として扱うことが奨励されています。（対象範囲を拡大しようという動きの一環）

しかし、3年を超えれば、候補が大きく減少し、チャンスがより少なくなります。

この時点で、本当の意味で仕事を選べる立場ではなくなるのです。

つまり、既卒フリーターやニートが就職活動を行う際には、この3年という期間が非常に重要なポイントとなるわけです。

③ 既卒は新卒扱いとして応募できるのか

既卒は新卒枠に応募することは可能です。

しかし、全ての企業が対象というわけではなく、新卒しか受け入れていない企業も数多く存在します。

上図は、マイナビジョブズ20’sのデータです。

近年では、54.1％の企業が既卒を受け入れることがわかりますね。

先述しましたが、厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」で、卒業後3年以内の既卒者を新卒として扱う指針を発表。

企業に奨励されています。（つまり、対象範囲を拡大しようという動き）

しかし、これには強制力がありません。

企業によってはこのルールを採用していない場合もあるんです。

そのため、新卒用のナビサイトを見ても、どの企業が既卒者の応募を受け入れているのかは、非常にわかりにくいのが現状。

判別のつかない求人は、企業側に問い合わせるしかありません。

自分だけじゃない！既卒で就活している人の割合

就職活動は、すべての人が順調に進むわけではありません。

既卒者の割合、失敗の理由を理解することで、再就活に向けた戦略を立てることができます。

① 大卒で就職できない人は約10%

区分	卒業者	就職者	進学でも就職でもないことが明らかな者
令和4年3月	590,137	439,683 (74.5%)	55,286 (9.4%)
令和3年3月	583,518	432,790 (74.2%)	56,228 (9.6%)
令和2年3月	573,947	446,082 (77.7%)	40,809 (7.1%)

実際、多くの卒業生が就職に至らない状況に直面しています。

文部科学省の令和4年度学校基本調査のデータによると、新卒者の約10%が様々な理由で就職できていないと報告されています。

 就職活動において挫折を感じる人は、自分だけではありませんよ。

② 就職しなかった人の理由

上記、Re就活の就職・転職アンケート結果です。

「就職活動がうまくいかなかった」「本当にやりたい仕事を探していた」が大きな割合を占めています。

「就職以外の道を考えていた」は15%。その理由は、多岐にわたるでしょう。

一部の人々は、個人的な事情（病気やけが）により、就職活動を行えない状況もあります。

また、やりたい仕事が見つからない、企業に縛られたくない、就活に対する嫌悪感など、そもそも就活を行っていない人もいるでしょう。

③ 既卒の内定率は34%で厳しい事実

上図は、マイナビの2020年度既卒者の就職活動に関する調査で公開されたデータです。

マイナビ会員の既卒者をターゲットに調査したところ、既卒者の内定率は34.4％で、現役学生の半数以下という結果でした。

厳しい事実ではありますが、コロナ禍のアンケートということもあり、就活が鈍ってしまったのも原因と1つ。

半数以下という認識でいましょう。

既卒フリーターやニートの就活が厳しい理由6選

では、既卒フリーター・ニートの就職が厳しい理由を解説していきます。

現状を理解して、堅実的に進めれば、成功の確率は上がるでしょう。

① 新卒主義で求人数が少ないから

日本の就職市場は、新卒一括採用が一般的。

既卒者も新卒枠で応募できるような変化は見られますが、それでも求人数は限られています。

そのため、既卒フリーター・ニートにとっては、就職の機会が少なくなり、厳しい状況になります。

この現状を理解することは、就活を進める上で非常に重要。

新卒一括採用の文化が根強い中で、どのように自分をアプローチして、隙間を狙えるかが重要となるからです。

② 企業側が新卒者を優先採用するから

多くの企業は、新卒を優先して採用しまう。

例えば、同じ実力の新卒と既卒が候補に残った場合、多くの場合新卒が優先されるのが現実です。

これは年齢や実力が同じであっても、変わらないことが多いです。

このような状況の場合、何か一つ魅力を持っている必要があります。

ただ、そんなの普通無理ですよね。

そのため、ネームバリューのある大企業のような、新卒が目を付ける企業は避けましょう。

新卒が気づきにくい、BtoB系の企業や中小企業を狙うのが賢明です。

③ 長引くほど選べる立場じゃなくなるから

既卒者の就活は、長引くほど、選べる立場も失われていきます。

例えば上記のような状態であれば、企業は「何か問題があるのではないか」「この人採用して大丈夫なの？」と警戒するでしょう。

ブランクがあるほど、難易度は上がるんですよ。

また、自己改善を行えないと見なされれば、たとえ基準に達していても採用を見送られることがあります。

企業は採用にかなりのコストを割く上に、日本では安易に解雇できないこともあり、採用は慎重になるんですよ。

そのため、既卒になってしまった理由や、今の生活を送っている状況を、企業側が納得できる形で説明することが必須です。

④ フリーター・契約社員・派遣でも生きていけるから

フリーターや派遣といった、正社員以外の働き方でも生計を立てられます。

そのため、途中で堕落してしまい、就活が厳しい状況に陥ることがあるんですよ。

最悪、就職活動を途中で諦めてしまうケースもあり得ます。

ただし、一概にフリーターや派遣がダメだとは言えません。

筆者の知り合いの中にも、派遣・アルバイト・契約社員から、正社員登用した人は多くいるからです。

しかし、可能であれば、正社員を目指した方が良いでしょう。

正社員は非正規雇用とは違い、責任感は大きくなるが、自分を成長させてくれるからです。

加えて、社会的信用があるため、さまざまな面で便利な点が多い。

例えば、安定した収入や福利厚生、クレジットカード、ローン、キャリアアップの機会などが挙げられます。

⑤ 孤独になるから

既卒になると、学生時代とは異なり、同期との交流も減り、就職課などの相談窓口も利用できなくなります。

結果として、就職活動は一人で行うことになります。

一人での就活は、行動が単調になりがちです。

特に、就活が上手くいかない場合、同じ失敗を繰り返すループに陥りやすくなります。

精神的にもキツイし、モチベーションを下げる原因となり得ます。

また、既卒というガイドラインの無い就職活動は、ノウハウが少ない。

一人で就活すると、わからないことだらけで、効率的に進めらなくなります。

⑥ 堕落すれば取り返しがつかなくなるから

既卒のフリーターやニートが、堕落したり、適当な生活をすれば、本当に取り返しのつかないものになります。

既卒者の面接では、卒業後の生活について、深く掘り下げられることが多いからです。

その際、変なブランクがあると、その点について詳しく追及されます。

例えば、上記のような質問をされることが多いです。

返答を間違えれば、面接官に悪い印象を与える可能性が高くなります。

既卒は、答えづらい質問が、多いんですよ。

既卒フリーター、ニートの求人の探し方

① ナビサイト

ナビサイトは、登録すれば誰でもアクセスでき、多種多様な求人情報をチェックできます。

通勤時や就寝時など、隙間時間を活用できるのは、非常に良いです。

大手転職サイトでは、業界別、職種別、地域別など、様々な条件で求人を検索できます。

新卒用のナビサイトを利用することもできますが、既卒可なのかどうかは判別が難しいこともあります。

② 企業サイトに直接応募

企業の公式サイトやキャリアページで、直接応募する方法です。

この方法の大きなメリットは、企業と直接コンタクトを取ることができる点になります。

エージェント経由よりも、印象を与えることができます。

直接応募のデメリットとしては、不採用になった際に、企業からのフィードバックを得られないことにあります。

③ 合同面接会

合同説明会とは、多くの企業が、自社の魅力や求人情報を提供するイベントのこと。

説明会の多くは、新卒者向けですが、中には既卒対応のものもあります。

参加者は、企業の担当者と直接話す機会を得られるため、企業の雰囲気や仕事内容を深く理解することが可能です。

中で働いている人の雰囲気を感じやすいです。

④ オファー型の就活サイト

オファー型の就活サイトとは、転職希望者がプロフィールや経歴を登録し、企業からオファーを受ける形式のサイトです。

この方法の大きなメリットは、自分のスキルや経験に基づいて、企業から関心を持たれるチャンスがある点です。

自分が知らなかった業界・企業を知ることができ、視野を広げることができます。

⑤ ハローワーク

ハローワークは、全国に展開する公的な就職支援機関で、様々な業種や職種の求人情報を開示しています。

専門の職員が転職に関する相談に応じ、求人の紹介や職業訓練の案内を行っています。

⑥ 既卒専用の就活エージェント

エージェントの中には、既卒者やニートに特化したサービスがあります。

市場の状況を深く理解しており、個々のニーズに合わせた求人を紹介してくれます。

また、履歴書の書き方や面接対策など、具体的なサポートも受けることが可能です。

ただし、エージェントによってサービスの質や特色は異なるため、自分に合ったエージェントを見つけることが重要となります。

既卒フリーターやニートを企業が厳しく見るポイント

では、企業が厳しく見るポイントを、解説していきます。

① すぐ辞めないかどうか

企業が最も重要視するポイントは、「すぐに辞めないかどうか」です。

企業が恐れるのは、短期離職と素行の悪い社員の2択。

せっかく採用したのに短期離職されれば、採用コストが水の泡になります。

これは企業にとって大きな損失です。

「広告費、セミナー、面接、選考、教育」など、採用には多くの費用がかかります。

人件費だけではありません。

例えば、就職エージェント経由で採用される場合、企業は求職者の年収の三分の一を成果報酬として支払います。

年収400万円なら、約130万円ほど。

このような外部コストも考慮に入れる必要があります。

採用には、「1人当たり100万円以上のコストがかかっている」という認識を持つことが重要です。

こういった情報を知っていると、企業側が慎重になるものわかりますよね。

そういう意味でも、「志望動機」や「長期的なキャリアプラン」がかなり大事なんですよ。

具体的かつ説得力のある回答を、用意しておきましょう。

② 業界・職種のデメリットを理解いるか

「夢ばかり描いている人」は、企業側から敬遠されがちです。

理由として、入社後に現実とのギャップを感じて、転職してしまうリスクがあるからです。

面接では、業界や職種の良い面ではなく、「悪い側面を理解している」ことを伝える方が大切です。

例えば、ゲーム業界では、リリース直前に休日出勤・長時間労働になる悪い側面もあります。

それでもゲーム業界で働く意志があることを面接で伝えることで、企業側はあなたの真剣さを感じ取ることができます。

「ゲームを作ってユーザーに夢や希望を与えたい」だけだと、自分本位すぎてダメということ。

業界や職種のリアルな側面を理解し、それを受け入れる姿勢を見せましょう。

そうすれば、企業側はあなたをより信頼し、採用を検討する可能性が高まります。

実際に働くと、業界や職種のデメリットは想像の10倍感じます。

頭では理解できていたけど、実際に体験すると地獄だなって思う事なんてしょっちゅうですよ。

職場に理想郷は絶対になくて、自分から合わせに行くしかありません。

この点をどれだけ真剣に伝えるかが大事。

③ チームで働くビジョンが見えるか

仕事は一人ではなく、チームで進めるものです。

そのため、チームで一緒に働けるビジョンが見えないと、採用は難しくなります。

たとえ本質が「陰キャ」であっても、面接では少しオーバー気味に明るく振る舞うことをおすすめします。

「本当の自分を受け入れてもらう」のなんて、よほどカリスマ性がないと難しい。

自分から、社会に合わせる必要があるんですよ。

また、暗い印象をもたれると、「受動的な人」「何でも教えなければいけないのかな？」と認識されます。

明るく振舞い、「積極的な人」「自分でキャッチアップできそう」と思わせることが重要です。

既卒フリーター・ニートの就職成功のための戦略

① 中小企業を現実的に攻める

日本の企業の98％以上は、中小企業です。

そのため、限られた大手企業を目指すよりも、中小企業を狙う方が現実的な選択になります。

大手企業はネームバリューや待遇の良さで多くの就活生から注目されますが、その分競争も激しいです。

一方、中小企業は数が多く、多様な業種や職種を展開しています。

そのため、自分に合った企業を見つけやすいのです。

例えば、特定の分野で優れた中小企業や、ユニークなビジネスモデルを展開する企業など、大手では得られない経験ができる可能性もあります。

また、中小企業は、経験やスキルだけでなく、やる気も評価してくれることが多いです。

理由として、人手不足であることが多く、やる気や根性が影響を与える環境だからです。

加えて、中小企業は加点方式で、応募者のやる気やポジティブな面を重視することが多いんですよ。

一方、大手企業では多くの応募者の中から選ぶため、減点方式や欠点を探す傾向があります。

② 伸びている業界を狙う

伸びている業界を狙いましょう。

業績が良いため、人材採用にコストを割くことができるからです。

逆に、縮小傾向にある業界では、採用にかけるコストが限られていることが多いですよね。

もし入社できたとしても、業績が良くなければ、待遇面も期待できないでしょう。

また、伸びている業界に挑戦することは、自身のキャリアにとってプラスです。

例えば、アナログな業界よりも、アナログをデジタル化する業界の方が、長期的に見ても良い選択ですよね。

AIに奪われない業界を狙っていきましょう。

③ 採用されやすい人の特徴を理解する

面接では、採用されやすい人の特徴を演じるのが大事。

重要なのが「素直・ポジティブ・謙虚な姿勢」です。

これらは、人に好かれやすく、企業側が育てやすいと感じる要素となります。

特に若手の場合、実力よりもこうした姿勢が重宝されます。

なぜかと言うと、既卒を戦力として求めていないからです。育成枠＝ポテンシャル採用ですからね。

企業側は、教えたことを素直に受け入れ、実践できる人材を求めています。

また、職場環境を乱さない謙虚さがあり、困難な状況でもポジティブな人は、企業にとって魅力的な特性となります。

例えば、面接で”失敗経験”について尋ねられた際、失敗を他責にせずに自責姿勢にして、ポジティブに学べたことや話せれば、企業に良いアピールができるでしょう。

教育がめんどくさくなく、謙虚に指導を聞いてくれる人が好かれますよね。

④ 面接対策の徹底

面接は、事前の準備が肝心です。

ありとあらゆる質問を想定し、それに対する答えを用意しておきましょう。

困る質問は逆算して考える

特に、面接で困るような質問は、逆算して考えておきましょう。

例えば上記などは、よく聞かれる質問です。

こういう質問って、咄嗟に答えるのが難しいんですよ。そのため、事前準備が大事。

特に、既卒期間中の活動については、大きな印象を与えます。そのため、答えが詰まらように準備が必要です。

第一印象が超重要

また、第一印象めちゃくちゃ大事。

筆者は面接官の経験があるのですが、第一印象でほぼ決まります。

それくらい表情・清潔感・話し方は大事です。

若手は、話すのが苦手な人が、意外と多いんですよね。

小さい声で話す人や、話の内容が整理されていない人もいます。

面接では、「結論から話す」ことを心がけると良いでしょう。

これだけで、面接官には好印象を与えることができます。

質問の準備がしっかりする

面接に臨む際には、いくつかの質問を準備しておくことが大切です。

面接終盤には、必ず求職者からの質問タイムが設けられるからです。

この時間を活用しないと、企業から「関心が無い人」と認識されます。

面接に臨む際には、絶対に質問を準備しておきましょう。（たとえ興味がなくても。）

もし覚えられない場合は、メモを持っていくのも良いでしょう。

素直に「質問をいくつかメモしてきました」と伝えると、準備をしっかりと行っているという印象を与えることができます。

企業は、自分たちが選ぶ側でもあるが、採用者に選ばれる側でもあると認識しています。

そのため、応募者からの質問も歓迎ですよ。（面接ってお見合いみたいですよね。）

質問をすることで、その企業への関心の高さや、真剣に仕事を考えている姿勢を示すことができます。（例えば、企業の将来の展望、職場の文化、キャリアアップの機会など。）

難しいと感じるなら、就活エージェントに相談し、アドバイスを貰うと良いでしょう。

⑤ アルバイト・契約社員・派遣から正社員登用を狙う

基本的におすすめしませんが、非正規雇用からの正社員登用を狙うのも、一つの方法です。

これは、企業側のハードルを下げる方法となります。

アルバイトや契約社員、派遣は契約解除が容易で、企業にとってリスクが少ないです。

そのため、採用されやすい利点があります。

筆者の周囲にも、この方法で正社員になった人は多いです。

実際に以前勤めていた企業でも、正社員に昇格した人は多くいました。

ただし、この方法には時間がかかり、正社員になれるという保証はありません。

アルバイトや派遣から正社員への道は、簡単そうに見えても、実はかなりの努力と時間を要します。

特に興味のある業界や職種でない限り、この方法は慎重に考える必要があります。

⑥ 既卒向けのエージェントの活用

ナビサイトは便利ですが、それだけに頼ると限られた情報しか得られません。

サイト上の情報は限定的であり、企業の実際の雰囲気や詳細な情報を把握するのは困難です。

そのため、多方面からの情報収集を心掛けることが大切です。

また、上図アンケートからもわかるように、既卒採用をしている企業の見分けが非常に難しい。

そのため、調査に時間がかかります。

筆者は、就活サイトだけを利用した結果、求人の調査時間が増大し、ブラック企業を引き当てました。

	転職エージェント	転職サイト
求人調査	エージェントが紹介してくれる	自分で求人検索・直接応募
非公開求人	非公開求人あり 企業の人事とのパイプラインがある	非公開求人は見れない
応募書類	客観視して添削してもらえる	自分で分析し添削する
面接	エージェントが日程調整してくれる	自分で管理する
企業情報	企業の内情がわかる	WEB上から把握
待遇の交渉	給与交渉もしてもらえる	給与交渉は自分で頑張る
ポートフォリオ	客観視して添削してもらえる	自分で分析し添削
面接	不採用のフィードバックがある	不採用の理由がわからない
ブラック企業の確率	かなり低い	高くなる

まずは、エージェントの利用を検討しましょう。

筆者自身、エージェントを利用しなかった結果、ひどい目にありました。

エージェントを利用しないと、求人調査に多くの時間がかかります。

また、市場の状況が把握しにくく、どの企業が自分に合っているのか判断が難しくなるでしょう。

さらに、面接のフィードバックがもらえず、自己改善の機会を逃してしまうこともあります。

書類作成においても、適切なアドバイスが得られず、内容がイマイチになることも。

エージェントを活用することで、これらの問題を解決できます。

エージェントは、市場の最新情報から、自分に合った求人を紹介してくれます。

また、書類の添削や面接対策など、具体的なアドバイスを受けることができ、就職活動を効率的に進めることが可能です。

ブラック企業を排除したサービスも多く、かなりリスクを減らすことができます。

⑦ 積極的な行動

既卒のフリーター・ニートは、「積極的な行動」が非常に重要。

新卒採用のような就活のテンプレートが、既卒フリーターやニートには存在しません。

そのため、就活はより難しくなるんです。

だからこそ、積極的に行動することが求められます。

例えば、「既卒可」という記載がない求人に出会ったら、迷わず企業に問い合わせてみましょう。

未経験の求人でも、応募していいかわからない場合は、直接確認するのが良いです。

就活エージェントの評判が微妙だと感じても、一度試してみましょう。

積極的に行動してみないとわからないことが多いんですよ。

考える時間も大切ですが、行動することの方がより重要です。

もし失敗しても、それを糧にして、次に気を付ければ良いのです。

既卒フリーター・ニートの就活は厳しい。だから、エージェントを使おう。

先述しましたが、就活において、ナビサイトだけの利用はリスクが伴います。

筆者は、エージェントを活用しなかった結果、下記のような事態に陥りました。

上記が無限ループのように続き、就職活動がめちゃくちゃしんどくなりました。

エージェントの活用は、非公開求人へのアクセスや専門的なアドバイスを受ける絶好のチャンス。

無料で利用でき、企業とのコミュニケーションや面接対策など、多角的なサポートを受けられます。

ブラック企業を避け、長期的なキャリアを築くためにも、ぜひエージェントを検討しましょう。

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本記事のまとめ｜既卒フリーター・ニートでも大丈夫！就活成功へ向けて行動しましょう！

既卒フリーターやニートの就職は厳しいですが、正しい方法で挑戦すれば何とかなります。

選ばなければ、いくらでも企業はありますからね。

ただし、20代の時間は貴重。

チャンスタイム。

失敗し放題で、チャレンジし放題。

無駄にすると、将来絶対に後悔するので、徹底して行動しましょう。

既卒になったことで、周囲から遅れを感じて、焦りを感じるかもしれません。

しかし、数年なんて簡単に巻き返せますよ。努力次第。

筆者は、「大学浪人、就職浪人、短期離職、ニート、フリーター」全部経験ありますが、何とかなっています。失敗ばかりでしたよ。

ですが、それを恥と思わずに、積極的にアクションし続けたから、上手くいったんだと思います。

ぜひ、後悔のない人生を送ってください。