・就活エージェントってやばいの?
・就活エージェントは悪質?
・就活エージェントは利用すべき?
このような人に向いている内容になっています。
- フリーランスデザイナー
- ゲーム・IT・WEB業界で8年ほどデザイナーとして勤め、フリーランスになりました。
- 現在はIT企業(ベンチャー)で仕事をしています。
- 採用担当の経験あり。
就活エージェントは、SNS上で「やばい」「悪質」との声があります。
しかし、実際のところはどうなのでしょうか?
本記事では、就活エージェントの構造から、選び方の重要性、注意点まで解説します。
エージェントは、その仕組みを理解して、賢く利用すれば、就職活動をより有利に進めることができるでしょう。
- 就活エージェントの仕組みがわかる。
- 就活エージェントの選び方の重要性がわかる。
- 就活エージェントにおける注意点がわかる。
就活エージェントはやばい?悪質なのか?
就活エージェントは、「やばい」「悪質」と言われることもありますが、人によりけりです。
例えば、一人での就活が不安な人や、スタートを切るのが遅れた人には、エージェントがおすすめでしょう。
準備不足の点を補ってもらえたり、自分が知らない業界や企業を紹介してもらえることがあるからです。
一方で、ナビサイトだけで内定を得られる求職者にとっては、エージェントは単なる手間になり、時間の無駄に感じるでしょう。
つまり、人によって感じ方は異なるんですよ。
ただし、やばいと言われる理由も理解できます。
エージェントのビジネスモデル上、求職者に適当な求人を押し付ける可能性があるからです。
そのため、利用する際は、その仕組みをきちんと理解し、評判の良いエージェントを活用することが大切です。
もしもエージェントを利用して微妙であれば、別のエージェントに登録するか、担当者を変えてもらいましょう。
エージェントは、担当者やサービスによって方針が大きく異なるからです。
担当の人に申し訳ないと思うかもしれませんが、自分の人生ですし就活時間は有限ですからね。
もっとも避けるべき行動は、「やばい」「悪質」という声があるから全てを拒否すること。
SNSなどのインスタントな情報に惑わされるのではなく、一度体験してみましょう。
可能性をつぶすようなものです。めちゃくちゃ機会損失になりますよ。
そもそも、エージェント全体がやばいのであれば、需要が枯渇するので、ここまでエージェントで溢れてないですよ。
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就活エージェントが「やばい・悪質」と言われる理由
① 希望しない求人を応募させてくるからやばい
就活エージェントの中には、自分の希望とは異なる求人を紹介するケースがあります。
一部のエージェントは、希望する求人を持ち合わせていない場合、強引に応募させてくることもあります。
これは、エージェント側の利益を優先するために起こりがちなんです。
求職者の希望よりも、成約の可能性が高い求人を勧めて、利益を得ようという考え。(エージェント全体で言える、あるあるなんですよ。)
自分の希望する業界・職種とは異なる求人に応募させられれば、時間と労力が無駄になるだけでなく、精神的なストレスも大きくなります。
このような場合は、担当者を変えてもらうか、迷わず他のエージェントに相談しましょう。
② 担当者の質にばらつきがあってやばい
就活エージェントの質は、担当者によって大きく左右されます。
ほぼ担当者次第。
経験の浅い担当者や質の悪い担当者にあたってしまうと、混乱するような状況になります。(すっとんきょうな求人を紹介してきます。)
筆者自身、過去に新人エージェントに担当された経験があり、その時の担当者は知識が浅く、やる気がなかった…。大手のエージェントだったので、結構ショックでした。
仕事を紹介してもらうということは、自分のキャリア、ひいては人生を預けることに等しいですよね。
そのため、担当者選びには特に注意が必要です。
しかし、良い担当者に出会えれば、就活は格段に快適になります。
自分が知らない求人や貴重な情報を提供してくれるため、視野を広げることが可能です。
特に、就活が上手くいかない人にとっては、新たな可能性を開くきっかけになるでしょう。
③ 連絡がしつこくてやばい
エージェントに登録すると、営業や面談の電話がかなり増えます。
登録した瞬間、連絡くるとこもあるでしょう。
エージェントは、他社に先を越されないために、求職者の確保に必死です。
また中には、個人面談をしっかり行わないと、求人の紹介を受けられないところも存在します。
そのため、頻繁なやり取りが必要になるんですよ。
しかし、忙しい就活生にとっては、これらの連絡が負担になることもあります。
連絡が多すぎると感じたら、エージェントにその旨を伝え、「電話は辞めてLINEにしてもらったり」連絡の頻度を調整してもらうことも一つの方法です。
④ ブラック企業を紹介されるからやばい
一部の就活エージェントでは、残念ながらブラック企業の紹介されることがあります。
これも、エージェントが成約数を重視し、企業の質よりも紹介量を優先することが原因です。
しかし、すべてのエージェントがブラック企業を紹介しているわけではありません。
中には、入社後のフィードバックを基にして企業を厳選しているエージェントもあり、質の高い紹介を心がけているところも存在します。
このような状況を避けるためには、信頼できるエージェントの選定が重要です。
SNSなどでのリサーチを行い、ブラック企業を排除しているエージェントを選ぶことが効果的となります。
悪質でやばい就活エージェントが存在する理由は、収益構造が原因
では、なぜ悪質でやばいエージェントが存在するのかと言いますと、収益の構造が原因となっています。
その結果、求職者に強引な営業をかけたり、高圧的になるエージェントが存在してしまうのです。
① 料金無料の仕組み
「就活エージェントの料金無料の仕組み」は、必ず理解してから利用しましょう。
就活エージェントは、利用する求職者からは、料金を取らずにサービスを提供しています。つまり0円。
その代わりに、企業から成功報酬を受け取ることで、収益を上げています。
つまり、求職者が企業に入社することで、初めてエージェントに報酬が支払われるのです。
このため、エージェントはできるだけ多くの求職者を企業に紹介し、成約に結びつけることに注力します。
収益(成約報酬)は、年収の三分の一が相場と言われています。年収400万円なら、約130万円ほど。
この仕組みが、強引に応募量を増やそうとする原因です。
例えば、求職者の希望や適性を考慮せず、多くの求人に応募させることで、成功報酬のチャンスを増やそうとするエージェントも存在します。(数打てば当たる作戦です。)
悪い言い方をすれば、エージェントから見た求職者は、「商品」ということ。
だからと言って、エージェントが悪いわけではありません。
適当に利用したり、冷やかしみたいなことはしてはいけません。互いに尊重できる関係性が重要です。
② 優秀な人ほど優先されます
先述しましたが、エージェントにとって、求職者はある意味で「商品」に等しく、売れる可能性が高い人材ほど重宝されます。
つまり、高学歴、スキルや経験が豊富な人は、エージェントから引っ張りだこです。
そのため、同じエージェントを利用しても、利用者によって評判が異なるのです。
エージェントに相手にされない人は、残念ながら実力不足(低学歴・低スペック)ということ。
例えば、ジュエリーショップなら、貧困そうな人よりも、成約しそうな金持ちに、プロ的対応で積極的にアピールしますよね。それと同じです。
また、エージェントも人間です。
受動的な態度でいると、見放される可能性があります。
積極的な姿勢を見せることは、エージェントとの良好な関係構築に非常に重要です。
例えば、アパレルショップでの接客を考えてみましょう。
態度が悪い客には店員も適当に対応しますが、礼儀正しく振る舞う客にはプロフェッショナルな接客になります。
同様に、就活エージェントとの関係でも、自分の行動が相手にどのように映るかを意識することが大切です。
自分が積極的であれば、エージェントもそれに応じて良い対応をしてくれる可能性が高まります。
就活エージェントを使用するデメリット
① 自分のペースで就職活動ができなくなる
エージェントを通じて就活を行う場合、エージェントのスケジュールや方針に合わせる必要も出てきます。
これはサービスの性質上、避けられません。
例えば、求人紹介や面接のスケジュールが、自分の予定やペースと合わないことがあります。
また、エージェントが推してくる求人に応募すれば、本来自分が重視したかった条件や業界から離れることもあるでしょう。
また、電話の連絡も多い場合もあれば、面談・書類の確認もあります。
手間が増えるのは事実。
② サポートの質が一定でない
就活エージェントのサポートの質は、担当者によって大きく異なります。
エージェントの中には、多くの担当者が在籍しており、それぞれの実力や経験にはバラつきがあるんです。
そのため、サポートの質に差が出ることが少なくありません。
例えば、求人の紹介や履歴書・職務経歴書の添削など、エージェントの主要なサポート内容も、担当者の能力によって左右されます。
経験豊富な担当者であれば、自分に合った求人を的確に紹介してくれたり、書類を効果的にブラッシュアップしてくれるでしょう。
しかし、経験が浅い担当者や専門知識が乏しい担当者の場合、期待するほどのサポートを受けられないこともあります。
どの企業にも、ベテランもいれば新人がいるので、致し方ありません。この点は、運要素が大きい。
実際に、適当なエージェントに当たると最悪ですよ。(たまに「来月で退職するだろこの人」と思えるくらい、雑な人もいます…。)
③ 利益優先の悪質なエージェントもある
先にも述べましたが、利益優先の悪質なエージェントも存在します。
求職者のキャリアや希望よりも、自社の利益や実績を優先するんですよ。
④ 求人の情報がまとめて得られない
エージェントは、求職者の実力に対して求人をフィルタリングします。
そのため、全ての「カード」を一度に見ることができません。
選択肢を絞り込んでくれるので、効率的な就職活動ができるのですが、求人が少なすぎると不安を感じます。
全てではないにしろ、ある程度まとめて見たいですからね。
⑤ 身の丈に合った求人しか紹介されない
エージェントは、求職者の実力に基づいて、成功の可能性が高いと判断される求人を紹介します。
確実性を求める、エージェントの方針によるものです。
つまり、可能性が低いと見なされる求人や、求職者が高望みとなる求人は、紹介されないことが多いです。
例えば、低学歴であるにも関わらず、大手企業や人気のある職種を希望する場合、エージェントはそのような求人を敬遠するでしょう。
応募自体はさせてくれるが、難しい旨は伝えられます。
エージェントも「確実な収益を上げたい」という、ビジネス上の理由がありますからね。
⑥ 内定を断りづらい
希望しない企業から内定がでてしまった場合、エージェントに断る旨を伝えるのは、罪悪感を感じるでしょう。
お世話になった担当者に感謝の気持ちがあるし、申し訳ない気持ちになりますよね。
担当が良い人だと、ホントにつらくなります…。
しかし、自分の人生なので、決定権は自分にあります。嫌な場合は、はっきりと伝えましょう。
就活エージェントを使用するメリット
① 専門的なアドバイスが貰える
エージェントには、多くの求職者をサポートし、様々な悩みや状況に対応してきた経験があります。
加えて、企業とのパイプラインもあるため、書類作成や面接対策に関して、実践的なアドバイスが可能です。
例えば、履歴書や職務経歴書の作成において、企業受けの良い強みを引き出す方法なども知っています。
また、面接での回答の仕方や身だしなみについても、具体的な指導を受けることも可能でしょう。
エージェントからの客観的な意見は、自己分析や自己PRの精度を高めるのに非常に有効。
自分では気づかない弱点や改善点を指摘してもらえるため、質を向上させることができます。
② 非公開求人にアクセスできる
多くの企業では、一般公開していない求人を出しています。
いわゆる非公開求人です。
これらは、転職エージェントを通じてのみ紹介されるものです。ナビサイトの情報源では見つけることができません。
そのため、自分で転職活動をしても、非公開求人にアクセスすることはできません。
- 採用を効率的にするため。
- 極秘プロジェクトが進行中。
- ライバル企業に動向を悟られたくない。
上記のような企業側の事情で、非公開となっているので、さまざまな企業が含まれています。
そのため、エージェントを利用して、より多くの選択肢を得た方が、後悔しない就活ができると思いますよ。
③ 優良企業に手会える可能性がある
自分一人で求人を探す場合、見落としが生じやすく、全てを網羅することはまず不可能。
どうやっても死角が生まれるし、有名な企業から調べてしまいますからね。
例えば、1000人規模で売上が右肩上がりの優良企業が、存在することもあります。
しかし、これらの企業がBtoCではない場合、一般的にはあまり知られていないことが多いです。
エージェントは、このような隠れた優良企業を、知っていることもあります。
自分では見つけられない優良企業と出会える可能性があるのは、良い点ですね。
④ 市場の情報がわかる
エージェントは、現在の就職市場が売り手市場なのか、それとも買い手市場なのかを把握しています。
また、自分が興味を持っている業界が成長しているのか、それとも衰退しているのかといった動向も理解しています。
給与水準も、業界によって大きく違います。
企業の規模や職種も影響しますが、給与は業界によってほぼ決まると言っても過言ではありません。
例えば、IT業界とゲーム業界では、同じ職種でも給与水準に差が大きい。
自分が目指す業界が現在不安定な場合、エージェントは市場の状況を踏まえた上で、他の候補を提案してくれることもあります。
市場の情報を得ることは、自分のキャリアプランを立てる上で非常に重要。
⑤ 徹底した個別のサポートを受けられる
特化型のエージェントでは、求職者に合わせた丁寧な面談を行い、オーダーメイド型のサポートをしてくれます。
特に、中小規模のエージェントでは、このような手厚い傾向が強いです。
一方で、大手のエージェントは、求人数が多いが人気が高いため、個別サポートはかなり弱くなります。
エージェントを選ぶ際には、大手と特化型の併用して、自分に合ったサポート体制を持つ方を選ぶことが重要。
⑥ 就職成功率が向上する
就職活動が上手くいかない人は、失敗のループに陥っている可能性が高いです。
つまり、失敗を繰り返す人には、自分では気づかない特定の行動パターンが見られます。
解決策として、大きく行動を変えることです。
エージェントの客観的な視点は、この行動変化を促す上で非常に重要です。
たとえ、エージェントを利用してすぐに結果が出なかったとしても、行動を変えたことで、結果は絶対に変わります。
上手くいかなくても、経験値が蓄積されるでしょう。
成功する人は、失敗の数も多いものです。
成功させたいなら、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を高速で回し、継続的に改善を行うことが重要となります。
エージェントを利用することで、自分の良くない点を指摘してもらったり、新しいアプローチを学んだりすることもできるんです。
このような第三者視点が、就職の成功率が向上するきっかけになるんですよ。
就活エージェントはやばい?悪質なのか?口コミ・感想をCheck
ポジティブな意見
今さら就活エージェントの良さを知りました まぁ確率によっては最悪な人にも当たるけど、エージェントの人話しやすすぎてびっくりした。会話力強い
引用:X
「就活エージェントは勧誘が怖い」 というイメージを持たれがちですが。 もちろんある程度は利益目線もありますが、企業の採用の最新情報やトレンド情報を持っていて、それを惜しみなくお伝えしてます。 無料で使えることだし、一つの選択肢で使った方がいいと思う派です
引用:X
私は23卒で某大手のエージェントを使って内定を2社ほど頂きました。私が内定を頂いた企業は世間的な評価は悪くなく、待遇や企業規模もそこそこ良いと感じています。エージェントの担当者の方も、私の融通を聞いて頂き、面接対策などかなり徹底して行ってくださる良い人でした。 私自身は何かを押し付けられることもなく、かなり納得をして良い進め方ができたと感じている
引用:Yahoo!知恵袋
就活エージェント半信半疑で利用させていただいているんだけど本当に親身になってくれるありがたい。 私みたいな性格の人は絶対やるべき。
引用:X
就活エージェントは当たり外れ相性あるけど、良い人に巡り会えるとマジでためになるアドバイスくれるし、親身になってくれるし、自分でやるはずの企業選定のためのアレコレもしてくれるからオススメです こんな時間に話を聞いてくれるの、勤務時間的にブラックでは?という部分のみが懸念点です
引用:X
ネガティブな意見
最悪な就活エージェントにでくわした。 メモしろって就活イベントの日程聞かされて、あとでメール送っておきますねって言われてメールみたらご予約ありがとうございますって…私参加するとか一言も言ってない。一方的に日程聞いてきて空いてはいますしか言ってない。キャンセルだめとかありえない
引用:X
あーマズいとこの就活エージェントの地雷を踏んでしまった セミナー参加しろってしつこいし電話番号知られてるから何回も電話かけてくる、怖すぎる
引用:X
就活エージェント経由で受けてたところの内定の連絡が今更来たけど、いろんな条件ひっくるめて考えてそっちに行く理由無いのにエージェントのゴリ押しがしつこい。 そら斡旋したところに入ってくれた方が嬉しいんだろうけどさ
引用:X
1ヶ月でやめたクソブラック会社の求人が別の就活エージェント経由で送られてきた。やめてくれ
引用:X
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就活エージェントと相性の悪い人の特徴
① 明確なキャリアプランがある人
明確なキャリアプランがある人は、就活エージェントは非効率的に感じるでしょう。
キャリア目標や将来像が明確なら、「どのような職種や業界で働きたいか」を自分自身で理解しています。
例えば、「プログラマー」「マーケター」など具体的な目標があるなら、目指す企業が定まっていることが多いですよね。
その場合、エージェントを介さない方が、効率的に感じることが多いでしょう。
② 他人に干渉されたくない人
他人に干渉されたくない人にとって、就活エージェントは不要でしょう。
サービスの性質上、エージェントの方針に合わせる必要が出てきます。
時には、自分のペースを大きく崩される状況にもなります。
これは、避けられません。
自分で物事を進めたいという性格の人が、エージェントを利用すればストレスを感じるでしょう。
③ 有名企業・大手企業に入りたい人
有名企業・大手企業に入りたい人にとって、就活エージェントは不要でしょう。
ネームバリューのある企業は、エージェントを利用しなくても、多くの求職者を集めることができるからです。
そのため、わざわざエージェントを利用する必要はありません。
一般的に、エージェントは知名度の低い企業や、こっそり優秀な学生を求めている企業と提携しています。
大手企業は、中途採用以外では提携していないでしょう。
就活エージェントと相性が良い人の特徴
① 知見外の企業を知りたい人
先述しましたが、自分の知識の範囲外にある企業までリサーチすることは、一人で就活している人には難しいです。
エージェントは、様々な業界や企業に精通しており、自分では気づかない企業の情報を把握しています。
自分の知見外の企業を知りたい人には、おすすめです。
② 就活に出遅れてしまった人
就職活動に出遅れてしまった人は、エージェントがおすすめです。
ひと月送れるだけで、採用活動が進行中であったり、あるいは終了している企業も存在します。
このような状況では、自分で求人を探すのは困難です。
エージェントは、そうした遅れを取り戻すのに役立つでしょう。
ちなみにですが、就活のスタートが遅れることは、失敗の原因となることに繋がります。
マイナビキャリアリサーチLabの調査によると、約47%の既卒者が就職活動のスタートが遅れてしまったことを反省しています。
③ 一人での就活に不安を抱えている
一人での就活に不安を抱えている人には、エージェントがおすすめです。
就職活動は、ほとんどの人が初めて。
孤独であり、多くの不安や疑問を抱えるものです。
ノウハウが少なく、どのように進めていいかわからないことも多いです。
例えば、履歴書の書き方や面接での受け答え、企業選びの基準など、就職活動には様々なステップがあり、それぞれに不安を感じることがあります。
何が正解かわからないし、どうして良いかわからない…。
答えのない状況に強い不安を感じる人には、エージェントがおすすめ。
「やばい・悪質」と思い込んで、就活エージェントを使わない最大のリスク
① 荒い粒度の自己分析になり就職後に後悔する
エージェントを使わない最大のリスクとして、「荒い粒度の自己分析になり、ミスマッチが起きてしまう点」にあります。
社会人経験が無い人は、自己分析の精度が荒くなりがちです。
例えば、働きやすさだけを重視して転職を決めると、働きがいのある職場を見逃すことになります。
結果的に「不満はないが将来に不安を感じる」ような職場に就くことになりかねません。
自己分析は、単に「自分の好きなことや得意なこと」を見出すだけではありません。
キャリアの方向性、働き方の希望、価値観など、多角的な視点から行う必要があります。
20代の2~3年は、キャリア形成において非常に重要な時期です。
そのため、最初の職場では、「成長できる場所」「3年以上は働ける場所」を目指すことが大切です。
しかし現実は厳しく、新卒の3年以内の離職率は30%なんですよ。
これは自己分析が甘かったり、焦りや妥協から内定を承諾したことが原因となります。
また、社会人経験がないと現実的な考えを持つことは難しく、結果としてミスマッチを生み出します。(新卒採用の仕組み的に、ミスマッチが起きやすいんですよね。)
エージェント経由で応募するしないは自由ですが、第三者視点のアドバイスは絶対に重要ですよ。
② 失敗思考のサイクルに陥ること
エージェントを使わないと、「失敗思考のサイクル」に陥ります。
先述しましたが、就職活動がうまくいかない場合、失敗思考のサイクルに陥っている可能性が高いです。
例えば、失敗した原因を深く分析せずに、同じようなタイプの企業や職種に応募し続けることは、同じ失敗を繰り返します。
これはどんな事に対しても言えます。
失敗続きの場合は、一度行動・思考パターンをぶっ壊さないと脱出できません。
いわゆるテコ入れ。
エージェントからの客観的な意見によって、自分のダメな点や別のアプローチ方法を学ぶことが可能です。
③ 有名な企業ばかり応募してしまうこと
エージェントを使わないと、「無謀な応募」が増えます。
特に新卒あるある、大手病。
大手や有名企業じゃないと納得ができず、延々と追い続けてしまいます。
この行動は無駄ではないものの、より適切なチャンスを逃します。
その結果、別のチャンスを逃したり、貴重な時間を浪費してしまうリスクがあります。
④ 妥協した会社を選んでしまうこと
エージェントを使わないと、「妥協した会社」を選んでしまうでしょう。
20代の時間は非常に貴重であり、低リスクで未経験の分野にチャレンジできる時期です。
だからこそ、妥協して就職することは絶対に避けるべきです。
ナビサイトや他のサービスを活用して、就職活動することは否定しません。
ただし、可能性を捨てないためにもエージェントは利用すべき。
例えば、何としても内定がほしいという焦りから、ナビサイトで適当に良さそうな企業に応募してしまうことがあります。
これは、ミスマッチの原因となります。
つまり、無料で使えるサービスは使い倒した方が、後悔のない就職活動を行えるということ。
不要だと思ったら、省いていけば良いだけですからね。
「やばい・悪質」な就活エージェントの特徴
悲しいことに、明らかに質の低いエージェントや担当者は存在します。
そのような場合は、エージェントを変えるか、担当者を変えてもらってください。
自分の人生なので、この点にはこだわった方が良いですよ。
① 微妙な求人を押し付けられる
微妙な求人を押し付けてくるエージェントには、注意してください。
自分が望んでいない企業を、良いところばかり強調して紹介されることがあります。
さらに、無理やり応募させようするなら、悪質である可能性が高い。
また、エージェントが抱えている求人数が少ない場合、「紹介する求人がないから適当なのだすか…。」みたいなパターンも考えられます。
自分が高望みしていまっている可能性もありますが、それでもエージェントの提案は現実的であるべき。
このような状況に遭遇した場合、エージェントとの関係を見直すことが大切です。
② まとめて応募させる
数打てば当たるという考え方で、一括応募を推奨するエージェントには、注意してください。
企業の選別をきちんと行っていませんし、エージェントの手間を省きたいだけです。ただの怠惰。
筆者自身もこのような経験があります。
複数の企業に一斉に応募させられ、選考に引っかかった企業を進めるという方法でした。
このアプローチは、企業の特性を考慮せず、ただ盲目的に応募数を増やすことに重点を置いています。
面接のスケジュールが埋まり、準備に膨大な時間を費やすことになります。
10~20社まとめて応募は、正直良くない。
③ 圧力をかけてくる
圧力をかけてくるエージェントは、やばいです。
質の低いエージェントに見られがちで、初対面でタメ口だったり、やたら厳しくて高圧的な態度をとる担当者もいます。
場合によっては、少し怒ってきます。
例えば、自分が不適切な行動や発言をした場合、厳しい指摘を受けるのは理解できます。
しかし、紹介された求人が自分の希望に合わないと伝えただけで、態度が急変するのは悪質。
エージェントが、求職者の意見や感情を尊重していない証拠です。
④ 的外れな発言が多い
的外れな発言が多いエージェントは、やばいです。
担当者が経験不足の場合、このような発言が多く見られます。
例えば、就職活動の初期段階で、キャリアの方針や大まかな目標について話し合うべきなのに、書類の細かい点ばかりを指摘することがあります。
また、古いバージョンの履歴書を企業に提出してしまうようなミスも、時には起こります。
筆者も過去にこのような経験があり、明らかに様子がおかしかった。
担当者はおそらく若手の人だったので、キャリアに対しての知識がほぼなく…。
ただ求人を紹介するだけとなっていました。ナビサイトと変わらない。
「やばい・悪質」な就活エージェントを回避する方法
① SNSなどで評判の確認する
SNSで検索すると、利用者のリアルな声を知ることができます。
ただし、SNS上では、悪い意見やエアレビューが目立ちがちなので注意が必要です。
嫌な体験をネタとして投稿することが多く、サービスが良かった場合にはあまり書かれない傾向にあるからですね。
また、エージェントを悪く評価する人の中には、その人自身の実力不足(低学歴・スキルなし)で求人を紹介されなかったケースも考えられます。
そのため、SNS上の情報は、あくまでも一つの目安として捉えてください。
② 実績のあるものを選ぶ
エージェントを選ぶ際には、その累計サポート人数や内定率、就職後の継続率などを確認することが大切です。
実績が豊富なエージェントは、多くの求職者を成功に導いてきた証拠。
内定率が高いエージェントは、効果的な求人紹介や選考対策を提供している可能性が高いです。
特に、就職後の「継続率」も重要な指標です。
エージェントが、求職者に合った企業を紹介しているかどうかを示します。
高い継続率は、求職者と企業の良好なマッチングを意味しますからね。
③ 特性・サービス内容をきちんと確認する
各エージェントの特性やサービス内容を、きちんと把握することが重要です。
まず、エージェントは、一概に同じではありません。
例えば、大手のエージェントの場合、求人数が多いというメリットがありますが、その分、人気が高く面談の時間が限られます。
サポートも大味になりがちです。
一方で、特化型のエージェントは、一人ひとり時間をかけて面談を行ってくれます。
求人数が多くない分、サポートが手厚いんです。
エージェント選びでは、自分に合ったサービスかどうかを、事前に確認することが大切です。
大手のエージェントが良い場合もあれば、特化型のエージェントが適している場合もあるでしょう。
就活を成功させるためには、エージェントは必須です。
先述しましたが、就職活動において、就活サイトだけの利用はリスクが伴います。
筆者は、エージェントを活用しなかった結果、下記のような事態に陥りました。
- 求人の調査に時間がかかる
- 書類の内容に無駄が増幅
- 面接で落ちた理由がわからない
- 伸びない業界を選定した
上記が無限ループのように続き、就職活動がめちゃくちゃしんどくなりました。
エージェントの活用は、非公開求人へのアクセスや専門的なアドバイスを受ける絶好のチャンス。
無料で利用でき、企業とのコミュニケーションや面接対策など、多角的なサポートを受けられます。
ブラック企業を避け、長期的なキャリアを築くためにも、ぜひエージェントを検討しましょう。
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本記事のまとめ|就活エージェントは、適切な距離感で利用するのが大事。
- 就活エージェントには、やばい側面はある。
- エージェントの収益構造を理解して、利用すべき。
- エージェントは、企業から成功報酬を受け取ることで収益を上げている。
- 成果がでやすい優秀な人ほど、丁寧な対応をされる。
- 成果がでづらい実力のない人は、あまり良い対応はされない。
- エージェントからすれば求職者は「商品」。
- 客観的な意見は重要だから、妥協せずにエージェントを使うべき。
- ウワサだけで判断するのではなく、一度利用して考えれば良い。
- 就活は、使えるサービスは使い倒して、自分に合ったものを厳選すべき。
- エージェントには、大手と特化型でサポートに違いがある。
就活エージェントには、何も知らない若手を食い物にする悪質なサービスもあるので、「やばい」と言われています。
サービスの質は、担当者次第になるので、あくまでもサービスの1つとして利用することがベスト。
エージェント任せになったり、陶酔してしまうのも非常に危険。
また、エージェントの選定に際しては、SNSなどでの評判を参考にすることも有効ですが、情報はあくまで目安として捉えしましょう。
自分に合ったエージェントを見つけることが、就職活動の成功につながります。
エージェントの選び方一つで、就職活動の結果が大きく変わることを忘れないでください。
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