20代で仕事の経験も浅いけど、職場がつらくて逃げたい。
このような人に向いている内容になっています。
- フリーランスデザイナー
- ゲーム・IT・WEB業界で8年ほどデザイナーとして勤め、フリーランスになりました。
- 現在はIT企業(ベンチャー)で仕事をしています。
- 採用担当の経験あり。
20代、毎日の仕事に疲れ果て、”逃げ出したい”と感じていませんか?
朝起きるのが辛く、仕事中もずっと退職のことばかり考えている。筆者も同じでした。ハードワーク、パワハラ、嫌がらせ、人間関係など、仕事は逃げ出したくなるようなことばかり。
本記事では、20代で仕事から逃げ出した筆者の経験を元に、逃げたことによる影響・得られたものをまとめてみました。ぜひ最後までご覧ください。
- 20代で仕事から逃げても良い状況・理由がわかる。
20代仕事から逃げたい|普通なのか?
「仕事から逃げたい」と思うことは、多くの人が経験することでしょう。筆者自身もその1人でした。
結論から言えば、逃げても大丈夫です(状況によりけりですが)。ここで言う「逃げる」とは、無責任にバックレることではなく、適切な手順を踏んで退職することを指します。
つらい人間関係や苦手な業務に無理をして対応し、精神的に病んでしまうと、人生がくるってしまいます。特に泣くほどつらい状況であればなおさらです。
筆者も新卒に入社した企業を、1年で去りました。
逃げることを否定する人もいますが、そういう人はおそらく自分にとって都合が悪いか、泣くほどつらい経験をしていない人です。当事者でなければ、本当の辛さは理解できないものです。
筆者は、逃げて正解でした。環境は本当に大切です。同じ業界や職種であっても、企業の環境によっては大きく成長する人もいます。
また、自分に合わない環境で無理を続けることは、時に体調を崩す原因にもなります。
自分語りをしたいわけではないですが、筆者自身パニック障害のようになり、救急車で何度も運ばれた経験もあります。無理して限界を超えたことが原因です。
しばらく、社会復帰できなかったため、本当に後悔しています。
筆者の考えでは、辛くて意味のない時間を過ごすよりも、早い段階で損切りし、新たな行動を起こすべきです。甘えや罪悪感を感じる必要はありません。
大切なのは、自分自身の幸福と健康を第一に考え、素直に自分の心に従うことです。
- 次の転職で年収が下がる恐れがある。
- 短期離職は書類選考で落ちる可能性が上がる。
- 12ヶ月未満の離職は、失業保険が取得できない。
状況によりますが、逃げることで起きるリスクは、上記のようなものです。工夫次第でどうにでもなります。
20代は、人生の中でもキャリア形成で重要な時期です。
自分のキャリアや人生において、何が本当に大切かを見極め、勇気を持って行動することが求められます。時には逃げることも、新たな道を切り開くための一歩となります。
まずは、自分にとって最良の選択をする勇気を持ちましょう。
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自分だけじゃない!まずは20代の離職率と需要を知ろう。
20代で社会人経験が浅いうちに退職を検討すると、「自分だけなのかな?」と不安になるかもしれません。
しかし、あなただけではありません。
厚生労働省のデータによれば、2019年の新卒3年以内の離職率は約3割に上るとされています。
これは、新卒者が職場環境や仕事内容に適応できず、早期に離職する傾向があることを示しています。
① 新卒3年以内の離職率
2020年 | 2019年 | 2018年 | |
---|---|---|---|
1年目 | 11.6% | 11.6% | 10.0% |
2年目 | 11.3% | 11.4% | 10.6% |
3年目 | 8.3% | 9.9% | 11.4% |
3年以内の離職 | 31.2% | 32.8% | 32.0% |
新社会人10人うち1人は、1年目で職を離れています。さらに、3年間を見れば、約30%、すなわち3人に1人が退職や転職を経験しています。
10%は小さい数字に見えますが、大卒の内定数が10万を越えていることを考えると、1万人以上が1年目で職場を去っていることを意味します。
一般的には、新卒1年目での転職や退職は珍しいと思われがちです。しかし、数字を見ると、そうとも言えません。
データからわかるように、仕事から逃げたいと思っている人は、あなただけではないですよ。
- 宿泊業、飲食サービス業51.5%
- 生活関連サービス業、娯楽業46.5%
- 教育、学習支援業45.6%
- 医療、福祉45.6%
- 小売業37.4%
② 20代には需要がある
2016年の調査では、全体の半数を超える企業が「今後1年間、第二新卒者を積極的に採用したい」と回答。
また2019年に行った別の調査では「2030年までの間で採用・人事施策に関して予想される変化」について聞いたところ、半数を超える企業が「新卒(第二新卒含む)採用を中心とした若手人材の確保」の「重要性が高まる」と回答。
引用:マイナビ転職ノウハウ
上記のデータは、マイナビ転職が公開している、第二新卒に関する企業のアンケート結果です。少なくとも第二新卒に対しては積極的な採用姿勢が見られます。※第二新卒の年齢の定義は、25~30歳とされています。
リクルートキャリアのにデータによれば、20代の転職市場が活発化しており、特に20代前半の転職者数が3.82倍に急増しています。
また、社会人経験が1年未満の20代前半の採用を行っている企業は、全体の約78%に上ることが明らかになっています。
日本の企業の99.7%は中小企業です。
これらの企業では、若手を歓迎する求人が多くあります。確かに、大きな経験や成果がない状態では、大手企業や有名企業への就職は難しいかもしれません。
終身雇用が終わりを迎えつつある現代において、大手企業がそこまで重要かどうかは考える余地があります。
今一度、自分がどうなりたいかを見つめ直してみることをお勧めします。
20代で仕事から逃げたいと感じる理由4選
仕事から逃げたいと感じる理由を明確にするのは、めちゃくちゃ大事。
原因がわかれば、今の状況をちゃんと理論的に解決できるし、もし解決できなくても、次の転職での企業選びに役立ちます。
① 過度のストレスやプレッシャーから逃げたい
新社会人になると、学生時代には経験しなかったような責任や期待が、一気にのしかかります。
例えば、締め切りに追われるプロジェクトや、上司からの厳しい指導などが、ストレスの原因となることが多いですね。
特に、自分の能力を超える仕事を任されたり、失敗を許されない環境にいると、そのプレッシャーは計り知れないものになります。
たとえば、営業職での高いノルマや、新しい技術を習得する必要がある職場などが、これに該当するでしょう。
このような状況は、精神的な健康を害するだけでなく、仕事へのモチベーション低下にもつながります。
筆者的な判断ポイントとしては、嫌な冷や汗が月に3回以上でるなら、アウトな気がします。
② ワークライフバランスが崩れた状態から逃げたい
長時間労働や休日出勤が、当たり前になっている現場は少なくありません。
例えば、朝早くから夜遅くまで働き、家に帰っても仕事のことを考えてしまうような状況です。このような生活が続くと、仕事とプライベートの境界線が曖昧になり、ストレスが蓄積されやすくなります。
また、自分の趣味や家族との時間が取れないことも、ワークライフバランスの欠如を感じさせる要因です。
たとえば、週末に趣味の時間を持ちたいのに、仕事のためにそれができない場合などです。このような状況は、仕事への満足度を下げ、精神的な疲労を増大させます。
仕事とプライベートのバランスを保つことは、精神的な健康を維持する上で非常に重要です。
③ 職場の人間関係から逃げたい
職場での人間関係は、メンタルに大きく影響します。
例えば、上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかない、いじめや嫌がらせがある、といった状況です。これらは、ストレスを大きく増加させます。
特に、新入社員や若手社員は、職場の人間関係に慣れるまで時間がかかることがあります。場に馴染めないと、孤立感や不安を感じます。
10年近く働いて思ったことですが、職場の人間関係は本当に大事。
仕事内容に多少の不満があっても、人間関係が満たされていると長く続けれらます。人間関係が終わっている環境は、続けられないですよ。無理です。
もしも職場の人間関係が原因で、仕事から逃げたいと感じる場合、まずは信頼できる同僚や上司に相談することが大切です。
ただし、会社自体に問題があると、信頼できる上司がいないことがあり、どうしようもありません。
その場合は、一人で抱え込まず、身内や転職エージェントのサポートを求めましょう。
④ 不満しかない仕事の内容から逃げたい
仕事の内容に対する不満は、期待と現実のギャップから生じることが多いです。
たとえば、自分のスキルや興味を活かせる仕事を期待していたのに、実際はやりがいのないルーチン業務を任されるケースです。
また、自分のキャリアアップにつながらないと感じる仕事も、不満の原因となります。
仕事の内容に不満を感じる場合、まずは自分から合わせにいく必要があるでしょう。仕事内容は、基本楽しくないから、楽しくするようにする工夫が必要なんですよ。
ただし、これは理論上のお話。これで不満が解消されるケースは、稀だと思います。
そのため、自分が何を求めているのかを明確にすることが大切です。
例えば、クリエイティブな仕事をしたい、もっと人と関わる業務がいい、専門性を高めたい、など具体的な希望を持つことが重要です。
その上で、上司や人事部門に相談し、仕事内容の変更や異動を申し出ることも一つの方法です。
しかし、時には自分の希望に合った仕事が現職場では見つからないこともあります。その場合は、転職を検討するのも一つの選択肢です。
⑤ 精神的・身体的健康が悪化したから逃げたい
仕事が原因で、何か身体に異変を感じるようになった場合、赤信号です。
例えば、毎日の業務が原因で不眠に悩まされるようになったり、仕事のプレッシャーが原因で食欲がなくなるなど、身体的なサインは見逃してはいけません。
精神的な健康も同様に重要です。仕事によるストレスが原因で、不安感や無気力、集中力の低下が見られる場合、これはメンタルが崩れている証拠。
仕事が行くことが怖くて、泣いちゃうことだってあります。
筆者も経験しましたが、仕事が根本的あってないんですよ。
このような症状が現れた場合、まず仕事を休みましょう。そして、上司の相談して職場内でのポジションの変更や、最終的には転職を検討しましょう。
重要なのは、自分の健康を第一に考えること。仕事は大切ですが、健康を害してまで続けるべきではありません。
⑥ ハラスメントやいじめから逃げたい
職場でのハラスメントやいじめは、メンタルを破壊します。
例えば、上司や同僚からのパワハラ言動が続くと、仕事へのモチベーション低下や自己評価が下落します。仕事にも影響を及ぼし、さらにはプライベートな生活にも悪影響を与えるでしょう。
職場でのハラスメントやいじめに直面した場合、まずはその状況を記録し、社内で信頼できる人に相談することが大切。
しかし、状況が改善されない場合や、メンタルが崩壊しかけているなら、職場を離れることも一つの選択肢です。自分の健康と幸福を守るために、環境を変える必要があります。
職場のハラスメントやいじめは、組織全体の問題です。決して個人の問題ではありません。
未だにパワハラしたり、新人をいびったり、いじめをしたりする人がいるんですよね。悪の権化みたいな人って何なんだろうか…。
20代でも仕事から逃げても良い理由
仕事には、我慢が必要な場面もあれば、逃げることが許される状況もあります。特に社会人経験が浅いと、このような選択をするのが難しいものです。
① 健康が最も大切だから
仕事による過度なストレスや長時間労働は、精神的、身体的健康に悪影響です。
健康を守るためには、逃げても良いんですよ。
たとえば、過労が原因で体調を崩して、職場から逃げるのは、自分を守る行動として非常に重要です。健康を損なうことは、長期的なキャリアにも影響を及ぼします。
健康な体と心があってこそ、充実した仕事生活が送れるのです。
また、健康問題は、仕事のパフォーマンスにも直結しますよね。
健康を第一に考え、必要であれば逃げることは、自分自身の将来のためにも、賢明な選択と言えるでしょう。たとえ20代であっても、合理的な判断です。
自分の体と心を大切にし、健康を最優先に考えることは、何よりも重要なことなんです。
② ストレスの感じ方は人それぞれだから
ストレスの感じ方は、人によって大きく異なります。
他の人から見れば些細なことでも、メンタルが敏感な人にとっては大きな問題です。例えば、同じ言動を受けても、ある人は2~3日引きずることがある一方で、別の人は何も気にしないこともあります。
ストレスの感じ方は、個人差があるんですよ。
自分が逃げなければならないと感じたら、それは逃げるべき合理的な理由になります。
自分の感じ方を他人と比較して、無理に耐える必要はありません。自分の問題ですから。
恋愛だって引きずる人もいれば、そうでない人もいますよ。
重要なのは、自分自身の感じ方を理解し、それに基づいて行動することです。自分にとって耐え難いストレスがある場合、逃げることは合理的な選択と言えるでしょう。
③ 20代はチャンスしかないから
20代は、人生においてチャンスに満ちた時期です。
転職を考えたときにも、選択肢は豊富にあります。たとえ経験が浅くても、中小企業ならば高確率で転職も可能です。そのため、多少のリスクならとっても問題ありません。
20代は、未経験職種にも応募できるチャンスタイム。チャレンジしても取り返しがつきます。
また、20代のうちに転職を経験することは、自分に合ったキャリアパスを見つけるための重要です。自分に合わない職場や仕事から逃げ出すことは、新しいチャンスを探すための第一歩と同義。
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20代で仕事から逃げるなと言われる理由
① 古い風習によるもの
「石の上にも三年」という言葉や、「隣の芝生は青く見える」といったことわざがありますよね。
筆者も仕事から逃げる時に上司や親に言われました。この言葉は、「継続は力なり」を表していますが、明確な根拠があるわけではありません。
正直言ってしまえば、ストレスで頭がおかしくなりそうなのに、我慢しろって意味不明ですよね…。健康を害してまで無理に仕事を続ける必要はないのです。
継続は力なりは、「正しい方向に努力し続けることが力になる」ということ。意味ないことを続けても、意味はないです。
ただし、逃げる理由が重要です。
例えば、尊敬できる上司や同僚がいて、成長できる環境にいながら、単にサボりたいという理由で逃げるのはダメ。そういった環境は貴重であり、得られる経験や学びは、将来のキャリアに大きな影響を与える可能性があるからです。
② 上司の自己都合
上司に退職について相談すると、あたかも部下のためにアドバイスしているように見せかけて、引き留めることがあります。
実際には上司の自己都合、例えば手続きの面倒さや人員不足の問題を避けたいという理由から、そのようなアドバイスをしている場合があります。
一人の社員が辞めると、新たな求人を出し、新しい人材を雇用し、研修を行う必要が生じます。また、引き継ぎの手間も発生します。
これらは、上司にとってはかなりの負担となるでしょう。
せっかく成長した社員を手放したくないという気持ちも、上司の中にはありますからね。しかし、これって人のキャリアや幸福を考慮したものではないですよね。
たまに「退職は逃げ、他に行っても通用しない」と言ってくる上司もいますが、気にする必要はありません。
このような言葉を使う人は、自分の無能さを露呈しているに過ぎません。実際、現在の会社が低いレベルであると暗に示しているようなもの。
他の会社での通用するかどうかなんて、上司が正確に判断できるわけがありません。どのような基準で話しているのかも不明確で、その言葉は曖昧なものです。
③ キャリアに傷がつくから
20代での転職や退職が、キャリアに傷をつくという考え方は、よく耳にします。
確かに、短期離職は、「すぐ辞める」「逃げ癖がある」とレッテルを貼られるでしょう。
特に、理由なく頻繁に職を変えることは、雇用主に対して不安を覚えさせ、書類選考で落ちることが予想されます。企業側は、長く雇用できて利益を生み出してくれる人を採用します。つまり、転職回数が少ないほど低リスク。
しかし、転職の理由やその背景が明確ならば、話は変わります。
例えば、キャリアアップや専門性を深めるための転職は、ポジティブに捉えられることが多いです。また、職場の環境や人間関係、健康問題など、合理的な理由があれば、転職は理解されやすくなります。
仕事から逃げたい時の解決策
① リフレッシュ休暇をとる
リフレッシュは、仕事から逃げたいと感じたときの最も基本的な解決策です。
たとえ2~3日の短期間でも、仕事から離れることで心身のリセットが可能になります。この時間を利用して、自分自身を見つめ直し、日常のストレスから解放されることが大切です。
リフレッシュ休暇中は、趣味に没頭するのも良いでしょう。
読書、映画鑑賞、スポーツ、旅行など、自分が楽しめる活動に時間を費やすことで、新たなエネルギーを得ることができます。また、自然の中で過ごす時間は、特にストレス解消に効果的です。
重要なのは、仕事へのモチベーションを回復させるために、自分にとって意味のあるリフレッシュ方法を見つけることです。
もしも休みが取れない、もしくは有給休暇すれ貰えない企業であれば、転職を考えましょう。有給休暇は、労働者の権利ですからね。
② 副業にチャレンジする
仕事から逃げたいと感じた時、副業にチャレンジすることは非常におすすめの解決策です。
本業以外の収入を得ることで、自信をつけることができます。また、経済的な余裕がでることで、企業への依存度を減らし、ストレスを軽減することが可能です。
副業をすることで、新しいスキルや知識を身につける機会も増えます。
これは、自分のキャリアを豊かにするだけでなく、新たな視野を広げることにもつながります。
例えば、フリーランスとしてのライティングやデザイン、オンラインでの教育やコンサルティング、アフィリエイト、ポイ活など、選択肢は豊富。
副業を始める際には、本業に支障をきたさないように時間管理をしっかりと行うことが重要です。また、現在の職場の規則や契約に違反しないように、副業に関するポリシーを確認することも忘れてはいけません。
③ 信頼できる人に相談する
信頼できる人に相談することも、仕事から逃げたいと感じたときの有効な解決策です。
特に、「同世代で上手くいっている人」に相談することをおすすめします。
現代の職場環境やキャリア形成に関するリアルな知見を持っており、有益なアドバイスを貰える可能性が高いです。一方で、上手くいっていない人に相談すると、負のスパイラルに陥るリスクがありますので要注意。
親に相談するのも一つの手ですが、世代的に転職経験が少ないため、時には厳しい意見が返ってくることもあります。
また、昨今の転職市場のデータを知らない人も多いでしょう。そのため、親の意見は参考の一つとして考え、最終的な判断は自分自身で行うことが大切です。
また、周囲に相談できる人がいない場合は、キャリアアドバイザーやエージェントに相談するのも良い選択です。
④ 転職する
仕事から逃げたいと感じた時、転職は一番手っ取り早い解決策の一つです。
しかし、重要なのは、同じ状況を繰り返さないために、徹底的な自己分析と企業分析を行うことです。
自分の強みや弱み、キャリアの目標、働き方の希望などを明確にし、それに合った企業を探すことが大切です。
また、企業選びにおいては、口コミサイト(Openwork・転職会議)の活用が非常に有効。
実際にその企業で働いた人の生の声を聞くことで、企業の実態をより深く理解することができます。ただし、口コミサイトの情報もあくまでも参考の一つとして、情報を精査することが重要です。(ウソもサクラもありますからね。)
また、エージェントの利用をおすすめします。
転職サイトで求人を探す方法もありますが、ブラック企業に引っかかるリスクもあります。
筆者自身、個人で求人を探した結果、ブラック企業に入社し、悲惨な目に遭った経験があります。そのため、ブラック企業を排除し、信頼できる求人を提供してくれるエージェントの利用をおすすめしています。
仕事から逃げることに対する意見・感想
転職って逃げ。裏切り者のすること。そんな風に世間的に思われることもあるけど、ハッキリ言って、耳を傾ける必要ない。僕も2年以内に会社を退社してる。世間的には「逃げた」とか思われるかもしれんけど、今社長として仕事して、めっちゃ楽しんでる。それぞれ自分のやりたいことがあって、その持ってるスキルで輝ける場所もある。たまたま今いる場所がそうでなかっただけで、他にいくらでも自分を活かせる場所がある。人生の3分の1を捧げる仕事やからこそ、自分を大切に、もっと楽しもうぜ!って思っちゃうな。転職は、逃げじゃなくて自分の選択肢を広げること。
引用:X
逃げるの恥ずかしいことじゃない。「仕事がつらい…」と苦しむなら一旦、休むのもあり。2年間過ごしたブラック企業。罵声の毎日。僕はそこから逃げた。でも、逃げるとは行動すること。逃げられる人は行動できる人。人生100年時代。苦しいなら足を止めても大丈夫。逃げられない人に共通するのは「真面目な性格」。サボったり、手を抜くのが苦手な人は、必要以上に自分を追い込みやすいので注意。ゆっくり行こうね。
引用:X
仕事で泣く人を馬鹿にするのは、本気で仕事をした事がない人。結局、どれだけ当事者意識を持って目の前の人に向き合えたかなんだよ。”評論家”気取りは大成しない。もちろんメンタルぶっ壊れそうな時は全力で逃げた方がいい。でもたった数ヶ月で逃げた中途社員の尻拭いをして帰れない人もいるんですよ。
引用:X
適応障害。外資系IT企業に転職直後、コロナ禍でいきなりフルリモート。周りの助けを得られず発症。溜まる仕事、増幅するストレス、不安で寝れない毎日。心配掛けたくなくて妻に話せない。もう無理。休職して逃げた。すると早々に回復。“逃げ=甘え”ではない。辛い時は逃げて。人生どうにかなるから。
引用:X
体験談|筆者は逃げたら幸福になりました。
筆者の過去について少し触れさせていただきます。(もし興味がなければ、飛ばしてください。)
筆者自身、過去に仕事を逃げ出した経験があります。
就職浪人を経て、卒業後にようやく内定を得たのですが、その職場はブラック企業でした。100時間を超える残業、パワハラ、過酷な業務内容により、精神的に追い詰められる日々でした。
朝、会社に行くのが嫌で涙することもあり、トイレで泣き崩れたこともあります。これは少し恥ずかしい思い出です。
しかし、そんな状況から逃れることで、幸福になりました。
ハードな労働、人間関係の問題、自分に合わない仕事内容に悩まされる毎日でしたが、人生を楽しく生きるために、自分の好きなことに注力する道を選びました。
その結果、ストレスは大幅に減り、仕事に対する前向きな姿勢を取り戻すことができました。
当初は周囲からの反対や上司からの嫌味もありましたし、同世代に比べて遅れを取っていると感じることもありました。しかし、正直に言えば、数年で巻き返すことは十分可能です。
人生は一度きりで、毎日を苦痛に感じるのは身体にも良くありません。
自分に合わない環境で無理を続けることは、健康を害する原因にもなり得ます。
筆者は、辛くて無意味な時間を過ごすよりも、早めに方向転換し、新たな一歩を踏み出すべきだと考えています。
甘えや罪悪感を感じる必要はありません。何より大切なのは、自分の幸福と健康を優先し、心の声に耳を傾けることです。
給与が一時的に下がることもありますが、ストレスがなければそれほど気になりません。むしろ、給与を上げるために努力する余裕が生まれます。
また、身体のサインには敏感になるべきです。
筆者の場合、ブラック企業での過酷な環境が原因で、退職後に不整脈、めまい、吐き気、耳鳴りといった症状に悩まされました。おそらく、限界まで働いた後の反動だったのだと思います。
このように、無理をすればどこかで必ず反動が訪れます。自分の心に正直になることが、結果的には最善の選択です。
20代で転職を成功させるためにはエージェントは必須。
先述しましたが、転職を行う際、エージェントの利用は非常に重要です。
エージェントは、スキルや経験に合った求人を紹介し、履歴書の書き方や面接対策など、具体的なアドバイスをくれます。利用することで、効率的になります。
- 求人の選定が難しい。
- 非公開求人が見れない。
- 未経験・第二新卒歓迎求人は、ブラック率が高い。
- 伸びている転職市場がわからない。
- 口コミサイトでも中小企業の情報は少ない。
- 面接で落ちてもフィードバックが無いから改善が難しい。
利用しないと上記のような状況に陥りますよ。筆者は、ひどい目に遭いました。
転職を考えているなら、早めの登録をおすすめします。
ストレスや疲れがピークに達すると、転職を始めるエネルギーさえ失ってしまうことがあるからです。
非公開求人も多く抱えているので、スタートが遅れるほど良い求人との出会いが無くなります。
さらに、転職エージェントの利用は無料。一度相談してみる価値は十分にあります。
ブラック企業を排除して求人を紹介するエージェントもあるので、その点が不安な人はぜひご利用ください。
正直なところ、社会人経験の浅い人が、1人で求人を探してもロクな目に遭いません。(筆者はドブラックを引き当てました。皆さんは本当に注意してください。)
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本記事のまとめ|仕事から逃げたいと感じたら、自分に合った解決策を選ぼう
- 仕事から逃げても大丈夫。
- 新卒3年以内の離職率は約30%。
- 20代の需要はある。
- 健康が最も大切だから、損なう前に行動する。
- ストレスの感じ方は、人それぞれ。
- 逃げることでのリスクはある。(特に短期離職)
- 退職する際は、理由を明確にして次に活かす。
- エージェントに相談して進退を決めるのもあり。
20代での転職や退職が、キャリアに傷を与えると思われがちですが、実はそんなことないんですよ。
大事なのは、転職の理由やその背景。
キャリアアップを目指す転職や、専門性を高めるためのものなら、むしろ良い印象を与えることもありますよ。職場の雰囲気や人間関係、健康のための転職も、理解されることが多いんです。
肝心なのは、自分のキャリアプランに合った転職をすること。
なぜ転職するのかをしっかり説明できれば、キャリアにマイナスではなく、成長の証としてプラスに作用することもあります。自分のキャリアと幸せを第一に考えて、賢い選択をしましょう。
辛いだけの時間を過ごすより、早めに方向転換して、新しいスタートを切ることが大切です。自分の心に素直になって、幸せと健康を最優先にすることが、結局はベストな選択となります。
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